ジェイ・アール北海道バス・北海道中央バスから北海道運輸局へ届出があったようです(いずれも2025年11月4日付で公示)。
https://wwwtb.mlit.go.jp/hokkaido/content/000360879.pdf
https://wwwtb.mlit.go.jp/hokkaido/content/000360880.pdf
(JRバス)
・宮58:富丘線
・琴38:琴似発寒線
→慢性的な乗務員不足が続いており、利用者の実績等を調査し、運行時間の調整等を行っているが、利用者の増加も見込めない状況のため当該路線の維持が困難
(中央バス)
・東17:北光線
→東19:北光北口線に集約して運行効率化を図る
・東62:本町線
→北18条駅と環状通東駅の間の北18条通は、当路線の固有区間であるものの、徒歩圏内に他路線が運行している状況のなか、利用僅少な状況が続いている
・白22:川下線
・白57:北郷本線
・白23:北郷線(白石開拓記念碑系統)
・白24:川下線
→特に、白石区(中央地区・川下地区)内の利用は僅少であり、大型バスが必要な状況にはない
・美83:西岡美園線
→以前は札幌都心部発着系統であり、令和5年12月に地下鉄駅に短絡化し運行効率改善を図ったが、利用僅少な状況が続いている
・麻39:ひまわり団地線
→北区篠路・拓北地区は運行便数の多い他路線の方が利便性が高く、また、地下鉄駅とのアクセスも確保されている
・石狩線
・厚田線
→特に石狩庁舎以北(石狩庁舎前~トーメン団地・道の駅あいろーど厚田間)の利用が僅少であり、国庫補助を受けても経費を賄い切れていない
→石狩市により代替交通の導入が検討されている
・さんぽまち東部線
→北広島市により代替交通の導入が検討されているほか、当社広島線の経路変更により地域住民の足を確保する計画
概ね事前の想定通りでしたが、特に中央バスの方は「大型バスが必要な状況にはない」「国庫補助を受けても経費を賄い切れていない」など、バッサリと言い切る表現ですね。これでもまだ言葉を選んでいる方かもしれませんけど。
こんにちは、り さん
大型バスが必要な状況にないというのはその通りかもしれませんね。
さすがにマイクロバスだと路線バスとしては不向きでしょうから、7mの短尺バスが必要なのでしょうか。
ただ、短尺の路線バス車両はもう製造していないという話もあるようなので、
いわゆるコミュニティバスで使用される、日野ポンチョのような車両の導入が必要になってきそうですね。
札幌市白石区川下の住人です
この路線は50年位利用してるバス路線です
今もこの年で通勤にて地下鉄白石駅まで毎日便利よく
りようしております
来年の4月に廃止路線になると聞いた時にはショックでしたね
確かに利用客が減り続けてコストダウンかもしれませんが
近くには大きな病院もあります
なぜなぜ廃止するのか理解できません
絶対廃止反対の意思表示します
ここで何度か話したことがありますが、日本には欧州にあるような移動権、交通権が法律で保証されていません。
バスやJRの減便、路線廃止は民間会社であるため、運転手不足というやむを得ない状況の中では致し方ありません。
札幌市営交通の路線バス・観光バスは大幅赤字により民営化されましたが、
現在札幌市が民間バス会社へ支払っている補助金は民営化前の赤字額を超えていると聞きます。
バス会社の減便や路線廃止したのなら、札幌市も補助金の支出額を減らすことを考えるべきです。
減らした分を、次世代の交通システムの構築の費用として使えばいいと思います。
公共交通の区分としては、大量輸送手段、中規模輸送手段・個別輸送手段、補完輸送手段に大別されます。
大量輸送手段は地下鉄やJR、中規模輸送手段は路面電車、小規模輸送手段・個別輸送手段はバスやタクシーが該当しますが、
これらの各輸送手段がシームレスに連携する必要があると考えます。
個別輸送手段として、今後はライドシェア、タクシー、デマンド型交通が主流になってくるのではないでしょうか。
ITを駆使して要求を把握して規模に応じた適切な移動手段で移動するように変わっていくと思います。
また、バス会社への補助金額を減らした分を分配するなどで、移動手段による料金の格差が発生しないように必要があると思います。
まずは、移動権、交通権の立法化が必要になるのではないでしょうか。
北海道全体としても過疎地でなくとも地方では、法律により守られなければ公共交通が消滅してしまう可能性があります。
大きな病院について言及されていますが、
全国の大きな病院も医師不足より存続の危機に立たされています。
以前も書きましたが、少子高齢化により、あらゆるサービスが昭和40年代に退行するとも言われています。
札幌は日本の中でも高齢化率が高いため、他の都市よりも急速に影響現れると思われます。
札幌市としては早急にライドシェア、タクシー、デマンド型交通の対応を行っていく必要があるでのはないでしょうか。
少子高齢化により除雪車運転手不足で主要道路の除雪もままならない時代もやってきます(現在でも幹線道路の除雪がダメダメですが)。
ライドウェア、タクシー、デマンド型交通が広く普及しても、冬季間は渋滞により定時性が確保できないという事態も発生すると予想します。
行政が先手を打っていなかければ、現在と同じ生活レベルを維持することは困難になるでしょうし、
我々も価値観を変えていく時代がやってきたのだと思います。
つい最近、市電の12月のダイヤ改正でラッシュ時間帯を中心に運行ダイヤの増便を行うという報道を見かけました。
市電の運転士が不足していると聞いていたので、増便という報道にちょっと驚きました。
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