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No.1901 投稿者:Kitakumin 2021/10/02(Sat) 13:33 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

道新の14面に記事がありました。電子版には出ていないようです。

市議会の経済観光委員会でスポーツ交流拠点の基本構想案を示したようです。
「アリーナ」「屋外・屋内スポーツ施設」「にぎわい施設」の整備を検討とあり、
アリーナは月寒体育館、屋外・屋内スポーツ施設は月寒屋外競技場が集約対象となるようです。
市議会が開催されていると、こうした情報が多く出てくるようになりますね。

パブコメ後、来年度にかけて具体的な施設配置や公共交通機関のアクセス利便性を踏まえた基本計画を策定するようです。
市のHPにも意見募集(10/15~)が出ていました。
https://www.city.sapporo.jp/sports/sapporo-dome-shuuhen/index.html

参考まで、財界さっぽろオンラインの7月の記事と、ひろまある清田の3月の記事も貼っておきます。
https://www.zaikaisapporo.co.jp/news/news-article.php?id=15860
https://hiromaaru.org/archives/26365

スポーツ施設を集約してそこの地域の活性化や人流を作り、月寒中央駅周辺にある跡地の再開発につながる方向性は良いと思いますが、
今の体育館と屋外競技場が駅から近くて便利ですので、福住駅からのアクセスとなれば非常に不便になってしまいます。
整備内容にもよるでしょうが、地下鉄1駅の延伸も含めて検討されるかどうかも注目したいです。
仮に1駅延ばしたとしても、札幌ドームの南東側にオープンのグランドやサッカー練習場などがあるため、
駅から各施設までの距離はあまり近くならないように思います。
また、この周辺地区はアクセスサッポロの移転の候補地の一つにもなっていると思っていたので(勘違いだったかもしれませんが)、
今年度の基本計画策定の方も併せて注目かと思います。
https://e-kensin.net/news/136439.html

No.1908 投稿者:札幌闊歩路 2021/10/02(Sat) 21:53 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

こんにちは、Kitakumin さん

パーソントリップ調査の結果では清田区と札幌都心のトリップ数は減少が続き、新札幌や北広島市のトリップ数が増加しています。
札幌の人口が増え続けるのであれば建設費の償還に懸念はないでしょうが、
本格的な人口減少がはじまる(ここ数年で世帯像は続いているが人口減となる月が発生しています)と言われていますのでかなり厳しそうですね。
むしろ、新札幌と里塚、大曲地区を結ぶLRTを建設した方が住民にとって喜ばしいのではないかと考える事もあります。

まだ札幌市のページで資料が公開されていませんので概要がわかりませんが、
数年前から札幌市が構想を練っていたので、冬季スポーツNTC設置するぐらいの施設になってもらいたいですね。

札幌市はアジアにおける冬季スポーツの聖地とまで言われていましたが、近年は中国にその座を奪われようとしていますので、
ここで起死回生のスポーツ総合施設の建設が進むといいですね。

福住から延伸は厳しいと思いますが、せめて福住駅のあの狭隘なコンコースをなんとかしなければ世界に示しがつきません。
延伸の前にやることがあると思います。

No.1911 投稿者:Kitakumin 2021/10/03(Sun) 00:08 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

管理人さん
いつもいろいろとご教示いただき有難うございます。
札幌市での冬季版総合NTCの資料を探してみたところ、ありました。
https://www.city.sapporo.jp/sports/olympic/documents/16121306tokibansogontc.pdf
冬季オリンピックに立候補する理由は様々あるでしょうが、開催都市としてNTC整備についても目指しているとなると、合理性があるように感じます。
オリンピックの競技施設であれば、その後利用されなければ負の遺産となってしまいますが、NTCを中心とした冬季スポーツの拠点都市として確固たる地位を築くことにより、
各施設についても有機的に活用を図っていく大きなきっかけになると思われます。
その際に、福住駅からコンコースを歩いて・・となると確かに残念な感じがします。

地下鉄の清田方面への延伸はないと思っています。しかし、将来を考えて住民のためだけではない基幹交通を整備する発想はあっても良いと思っています。
シェルター型の地下鉄でコストを縮減できるならそれでもいいと思っていましたが、それでも整備コストの回収は困難だと思います。
そこで、次のような整備方法なら回収できるのではないかと考えました。
・福住から1駅延伸して、スポーツ交流拠点前に新駅を地上に作る。
・新駅から清田区方面にLRTを整備する。(願わくば36号線旧道or北野通経由~新札幌方面と、羊ケ丘通経由~大曲方面への2系統)
・新駅では、LRTと地下鉄のホームを共有して、乗り換えの負担を無くする。
・新駅から各スポーツ施設及び札幌ドームまでの歩行者通路を整備する。
・清田方面のバスターミナルは、福住駅から新駅またはLRTの拠点駅に移設する。LRT拠点駅ではバス停と乗降場を共有する。
・LRTは最高速度を50~70km/hまで引き上げる(宇都宮の取組を参考)。

いくつかLRTに関する資料を読んでみましたが、都心部はBRT、郊外はLRTが適していると思いました。
https://www.city.shizuoka.lg.jp/000123713.pdf
https://www2.city.kyoto.lg.jp/tokei/trafficpolicy/lrt/lrtpdf/lrt-02.pdf
https://text.odekake.co.jp/20210915-1/
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E9%89%84%E9%81%93%E6%A5%AD%E7%95%8C%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%88%9D%E3%81%AE%E6%96%B0%E8%A8%AD-lrt-%E3%81%8C%E7%A7%98%E3%82%81%E3%82%8B%E9%80%B2%E5%8C%96%E3%81%AE%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7-%E3%82%AB%E3%82%AE%E3%81%AF%E5%AE%9A%E5%93%A1%E5%A2%97%E3%81%A8%E6%9C%80%E9%AB%98%E9%80%9F%E5%BA%A6%E5%BC%95%E3%81%8D%E4%B8%8A%E3%81%92/ar-AALDjdM

No.1917 投稿者:Kitakumin 2021/10/03(Sun) 11:39 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

冬季版総合NTC(ナショナルトレーニングセンター)構想の資料はH28年度に開催された冬季オリパラ競技団体連絡会議の資料でしたが、
最後の会議の資料を貼っておきます。
https://www.city.sapporo.jp/sports/olympic/documents/17012305tokibansogontckosoangaiyouban.pdf
議事録p14によると、この構想案はスポーツ庁へ提示するものであり、整備主体は国を想定しているようです。
https://www.city.sapporo.jp/sports/olympic/documents/17012307gijiroku.pdf
2020 年東京大会に向けた NTC(東京都北区) の拡充整備も終わったと思いますので、次の冬季版!となりやすい状況にあります。
2030札幌招致が決定した際には、市の負担もなさそうですし、このNTCも実現するといいですね。

No.1920 投稿者:札幌闊歩路 2021/10/03(Sun) 20:29 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

Kitakumin さん

無駄に長文になってしまう事をご容赦願います。

別記事にて10年ほど前にフランスのゴムタイヤトラムについて興味があり調べたとお話しましたが、
その時に感じたことは、海外(特に欧州)ではTCSPの考え方、交通権の考え方が日本と大きく異なっている事実に衝撃を受けました。
TCSP(Transports collectifs en site propre)とは独自意訳ですが、専用通行帯道を利用した公共交通という意味です。

日本において鉄道(モノレールや新交通システムを含む)以外でTCSPを実現しているのは名古屋のガイドウェイバスぐらいしか思いつきません。
茨城県のかしてつBRTは廃線跡を利用したバス専用道路があるようです。

TCSPの考え方で最も重視されているのが定時性です。
地下鉄や鉄道は専用道路(軌道)にて定時性を確保しており、その中でも日本の鉄道は定時性が世界一とも言われます。
しかし、鉄道駅からその先はどうでしょうか。
いくつかの都市で路面電車を利用できますが、ほとんどの場合はバスとなってしまい、そのバスの定時性は鉄道に比べて大幅に低下してしまいます。
札幌の場合、夏場はバスで5分とかからない距離でも冬になると10分、20分かかることがあることからも、
定時性の確保は生活にも直結する重要な問題です。

欧州では交通権として万人が公共交通で移動できる権利を有するという考え方があり、赤字であっても公共交通を維持するという考えがあります。
TCSPの考え方として、専用通行帯は道路・軌道のどちらでもよく、トラムとしてLRTでもBRTでもどちらでもいいという考えが進んでいるようです。
利用者が増加すればBRTからLRTにするだけです。
また、トラムを導入した中心部の道路は一般車両の通行を禁止とするのが基本のようですね。
かつて、南一条通に市電を延伸してトランジットモールにするという構想がありましたが、これも狭義のTCSPの考え方ですね。
フランスではTCSPや交通権の強い考えによってトラムが発達したのだと当時は考えました。

札幌には雪という大きなハンデがあるので、公共交通の定時性を確保するには、地下鉄しか選択肢はありません。
BRTを整備するのはいいですが、路面電車よりも定時性が低い輸送手段に過度な期待はできないと考えています。
余談になりますが、東4丁目の拡幅を2車線で整備するということですが、専用道とまではいかないものの、4車線のうち上下1車線ずつをBRT専用として整備する事も考えるべきなのかもしれません。
以前blogに書いた通り、創成川東地区には未整備の道路がたくさん残っています。
TCSPを確保しないのであれば、幹線道路を走行するBRTは渋滞により定時性が確立できなくなってしまいます。
「BRTを導入する」だけではその真価を発揮できない、未整備の道路を整備する等ででTCSPの確保したり、最低でもBRT路線の渋滞を防止をする必要がある事を札幌市は知っておく必要があるでしょう。

以前、清田区の課題として道路整備が遅れているというお話をさせていただ事があります。
清田区は地形の問題で数少ない幹線道路に交通が集中してしまい、夏場でも渋滞がしばしば発生しています。
Kitakumin さんの仰るとおり、福住から1駅延伸することでスポーツ交流拠点予定地と札幌ドーム中間辺りも新駅が新設されることが期待できますが、
スポーツ交流施設を建設するだけでは日々の利用者増にはつながらないと思います。
せっかく大々的に整備するのであれば、スポーツ科学大学を設置して少しでも毎日の利用者が増えるような事も考えていく必要があると思います。

福住手前から渋滞が発生してバスが渋滞に巻き込まれることが頻発しているようですが、
札幌ドームの土地を含め隣接する北海道農業研究センターの土地にはBRTの専用レーンを新設する土地がありますよね。
そこにBRTの専用レーンを新設し、北海道農業研究センターのその先は、国道36号線の旧道をBRT専用路線として整備することは不可能なのでしょうかね。
さらに可能であれば札幌ドームの敷地途中から地下または高架として専用レーン整備が必要かもしれません。
利用客が増えれば、そこをLRTとして整備することも不可能ではないはずです。
もちろん、旧道は急勾配があるのでの改良は必要になるかもしれません。
別記事で紹介したトランスロールなら30‰まで対応できるのでは不可能では無いでしょうが雪対策が必要になりそうです。
これから少子高齢化により運転手の確保も難しくなります。
海外では実用化している3連節バス、4連節バスによるBRTの導入も選択肢に入ってくるのかもしれません。
道路交通法、軌道法を改正して色々な選択肢に適合するような法律の改正も急がれますね。

No.1921 投稿者:鹿 2021/10/03(Sun) 23:06 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

管理人さん
これまだDMVの可能性も残されてるんじゃないでしょうか?
問題は燃料だとは思いますが。

>阿佐海岸鉄道では、2012年にJR北海道が開発したDMVでの実証試験走行も行っています。
https://asatetu.com/archives/1979

No.1923 投稿者:Kitakumin 2021/10/04(Mon) 02:30 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

管理人さん
詳しくご教示いただき本当に有難うございます。
「都心部はBRT、郊外はLRTが適している」の説明が不足していましたので、補足させてください。

静岡市や京都市の比較表から、各交通機関の特徴や経済性についてある程度認識できました。
郊外では、幹線道路に専用帯を確保して、信号機を制御して、停留所の間隔を空けて、最高時速を上げることができれば、
ある程度の定時制を確保できるものと見込みました。
農業研究センター等の敷地、羊ヶ丘通、36号旧道であれば専用帯の確保も可能と考えました。(羊ヶ丘通の方がやりやすそうです)

BRTについては、交通事情等によりLRTを導入できない場合にやむを得ず導入する手段であると思っております。
今の都心部において、これから拡幅する東4丁目通や、北3条通には是非とも専用帯を確保して欲しいと思っていますが、
北5条通の西3~東1に確保することは厳しいと感じました。
札幌駅前通も厳しいかもしれませんが、その場合は西3丁目通、西2丁目通に移すことで専用帯の確保は可能と思っています。

北5条通については道路敷地内だけの検討ではなく、西2~東1までの2FにLRT専用帯を組み込んで欲しかったです。
また、都心部にLRTを作り定時制の確保を目指すならば、車の乗り入れ制限なども必要かと思いますが、
各再開発での大規模な駐車場整備を規制していることもなく、あまり現実的ではなさそうです。
つまり、LRT導入を前提としていない都心部では、可能な範囲で専用帯をつくり、信号の制御を行い、架線もいらない新技術を用いたうえで、BRTを導入するというのが、実現に向けた唯一の選択肢だと感じています。

一方、郊外にLRTを「希望」するのは、次の理由によります。
・市街地を離れるとJRや私鉄に平均時速を近づけることも可能
・停留所は地下鉄駅に準じた拠点となり、高度利用や集客施設の誘致も進めることが可能
・停留所にバスターミナル設置することにより、バス路線の営業キロ数の縮減も可能
 (2つ目、3つ目はLRTと地下鉄の同一ホーム化などの工夫が条件)

BRTは結局バスなので、
・専用帯があれば平均時速ではLRTと大きな差が生じない可能性はある
しかし、
・停留所は地下鉄駅に準じた拠点とはならない(?)
・バス乗換は敬遠されるため、地下鉄駅までの路線バスの運行は無くならない
ということで、LRTの整備とは大きな差があると考えています。

バス交通のジリ貧化(郊外の路線バスは利用者減少により維持が困難になる問題)に対しては、
札幌市の総合交通計画や実際の施策において、知らんぷりせずに解決策を見出して欲しいと思っています。
最終的にBRTになるのは構わないのですが、LRTとの比較を十分に行ったうえで結論付けて欲しいですし、
上記の課題等に対して今後どのように取り組んでいくのかも示して欲しいです。

・・・すみません、大変長くなっておりますが、
鉄軌道の延伸についてももう少し書かせてください。

全線地下鉄延伸は無理ですが、静岡市や京都市の資料によると、LRTの整備費用は地下鉄の1/10程度とされています。
しかし、今の福住駅では乗客はLRTやBRTの乗り換えを負担に感じてしまいます。
そこで、地下鉄延伸はLRTとの乗り換えのための1駅に限定し、以降をLRTにすることで、
低コストで地下鉄~LRT沿線一体の利用増を図ることを目的としました。
これならば地下鉄駅を1駅整備する価値があるのではないか、ということです。

また、札幌~新千歳空港間に関して、道内で唯一将来的な需要増のポテンシャルを秘めている区間と私は認識しているのですが、
もしこの認識が一般的であるならば、
清田区について「人口減少により採算性が不足する」だけで片付けてしまう議論は片手落ちであり、
「鉄軌道さえあれば、人口増や大型施設の誘致なども含む発展的な都市計画の策定も可能な地区」
と捉えても良いのではないかと考えております。
一方、これまで清田区や大曲地区のスプロール的な発展や道路の慢性的な渋滞は見過ごされてきました。
また、新千歳空港では今後の利用増に備える整備(第3ターミナル新設等)を進めていく計画があるのに対し、
その規模に見合う輸送能力の強化について、JR北では対応の見込みが立たないままです。
このため、清田区の交通網の抜本整備を、新千歳空港へのもう一本のルート確立も視野に入れて検討することを、
どこかで本気でやらないのだろうか・・という根本的な考え方を持っております。

大変長々とすみませんでした。

No.1924 投稿者:札幌闊歩路 2021/10/04(Mon) 09:01 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

鹿 さん

DMVは雪の降らない地方の人口が少ない町やローカル線終着駅のその先での運用としては有効だと思います。
ただ、車重が軽るく軌道に積雪があると脱線する可能性が高まるのが致命的な問題でそした。
さらに、別記事にも書きましたが、一般的な路線バスでも定員は70名程度、市電車両の定員は130名程度、JR北海道が開発したDMVは定員が30名です。
DMVの開発中は連結走行実験をしていましたが、結果的に国から認めらなかったのも大きな問題ですね。

かつて日本中を走っていたキハ40の定員は約100名ですが、それをDMVに置き換えるとなると3台分が必要です。
やはり利用箇所がかなり限定されてしまうと思います。

No.1925 投稿者:鹿 2021/10/04(Mon) 09:35 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

管理人さん
なるほど、脱線する恐れがあるのですね。
連結も許可されず定員30名では札幌のような大都市では完全に不向きですね。

No.1927 投稿者:りでべ 2021/10/04(Mon) 13:02 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

鹿さん

DMVを走行させる軌道区間はDMV専用にする必要があり、筒状の鉄道車両は走らせることができなくなるようです。
この制約により、専用道路を走るマイクロバスとしかならないのですよ。
これならば、軌道を廃止して路線バスベース車両のBRTを走らせた方がいいという結論になってしまいますよね。

No.1928 投稿者:鹿 2021/10/04(Mon) 13:51 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

りでべさん
なるほど、既存の線路をDMV専用に変えたらこれまでのLRV車両まで使えなくなるって事ですか。
既存の車両と併用できるのが良いところだと思っていたのでそれだとまったく意味がありませんね。
しかも線路上で行き違いするのもダメみたいで、
そもそも軌道よりも鉄道上で走らせる事を主として開発されてきたのかもしれませんね。
https://www.mlit.go.jp/tetudo/content/001325291.pdf

No.1929 投稿者:札幌闊歩路 2021/10/04(Mon) 23:57 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

Kitakumin さん

東豊線を延伸する場合、路線を延伸するだけなく、新たに東豊線上に車両基地の建設が必要になるだろうと言われており、
延伸区間の建設費だけでなく車両基地建設のための広大な敷地の買収費用と建設費が必要になります。
スポーツ総合交流施設まで1駅延伸でしたら東豊線の編成数は増やす必要もないと思われるため、車両基地を建設する必要はないだろうと考えます。

郊外はLRTというのは正論だと思います。
しかしながら、世界ではBRTの輸送力はLRTに匹敵するまでに進化していますので、TCSP(専用道路)さえあればLRTとBRTの輸送力の差がなくなりつつあります。
前回、福住駅から国道36号線旧道を利用したLRTまたはBRTのお話をしましたが、
パーソントリップ調査で清田区と都心のトリップ数は減少、新札幌や北広島のトリップ数は増加しているという事もお伝えしました。
もし、はじめからLRTとするのであれば、清田区の地形や住宅地の広がりを考えると新札幌から厚別競技場を通り、道道341号線(厚別滝野公園通)を直進して清田区役所が終点という路線が最適と考えます。
福住から清田区役所方面へ延伸する場合、札幌ドームや北海道農業研究センターといった広大すぎる市街化調整区域がありますが、距離としては市電の6電停分に相当します。
さすがに6電停分に渡り利用者が見込めないのは問題ですので、
BRTではなくLRTであればルートとして国道36号線沿いではなく北野通となるでしょうかね。

参考までに、各種交通システムの比較がありましたのでご紹介しておきます。
https://www.city.shizuoka.lg.jp/000123713.pdf

No.2126 投稿者:Kitakumin 2021/11/13(Sat) 11:27 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

スポーツ交流拠点基本構想案のパブコメが11月15日(2日後)まで行われていました。
https://www.city.sapporo.jp/sports/sapporo-dome-shuuhen/index.html

基本構想案ということで仕方ないのだと思いますが、あまり具体的な姿が示されていないように感じました。
冬季オリンピックやNTCなどは決まっていない事項のためか、関連施設をどうするかの具体案を示せないのは仕方ないのかもしれませんが、
決まっていないこととはいえ、冬季オリンピック招致が大前提の交流拠点だと思うので、そこをボカしてしまうと基本構想を策定する必然性が弱いような気がします。
参考資料でもいいので建設と誘致を考えている具体的な施設の概要と配置案(+真駒内アリーナなどの既存施設の取扱い)を提示して欲しかったです。

また、多くの施設をつくるのであれば、アクセス問題が極めて重要だと思うのですが、バスの乗り入れのことくらいしか触れられていません。
ここを拠点にして、オリンピック競技や多くのアマチュア選手・一般市民に利用してもらうエリアにするのであれば、
駅を同時に作り、アクセス確保と36号線の混雑緩和策が必須だと思うのですが、
北広島のボールパークのような気概を感じることはできませんでした。
MAXで整備する場合の来場者をどのくらいで想定しているのでしょうか。

オリンピック招致が決まらないと何も明確に示せないけど、決まってからでは整備に間に合わないので、今、玉虫色の内容で策定しようとしているように見えます。
月曜まで、1つ2つ意見を考えようかな・・と思います。

No.2127 投稿者:札幌闊歩路 2021/11/14(Sun) 13:53 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

Kitakumin さん

資料を読ませていただきました。
読んだ感想として、理由の後付感がありますね。

候補地は札幌ドーム隣接地の北海道農業研究センターの場所と思っていましたが、
資料では「計画候補地は「札幌ドーム」の敷地及び必要に応じて隣接地」となっていたので、事前の報道と方向性が変わったのかなと感じました。

おそらくは、地下鉄の延伸も不可能、新たな道路整備も不可能、新交通システムの整備も不可能ということで、
なるべく福住駅に近い場所に整備してくという方向になったのでしょうか。

パ・リーグ各球場と最寄り駅を比較してみます。

京セラドーム大阪・・・・徒歩1分
メットライフドーム・・・徒歩2分
楽天生命パーク宮城・・・徒歩5分
札幌ドーム・・・・・・・徒歩10分
福岡PayPayドーム・・・・徒歩15分
ZOZOマリンスタジアム・・徒歩15分

両極端ですが、札幌ドームが極端に最寄り駅から離れているというわけでもありません。
羊ケ丘通の札幌ドーム付近の急カーブを解消して札幌ドームの敷地を広げて駐車場の敷地に建設するのもありかもしれません。

「集客交流産業の振興」というのであれば、アクセスサッポロの移転先もここにしてほしいですね。
必要に応じて札幌ードームのアリーナを会場とすることもできるので、より大規模な見本市を開催することも可能になります。

札幌市として横の連携がとれていない気がします。

No.2129 投稿者:Kitakumin 2021/11/14(Sun) 14:40 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

管理人さん
ご意見を有難うございます。パブコメもあるので、後ほどゆっくり考えようかと思いますが、道新の2つの記事を貼らせていただきます。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/611417
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/611419
2つめに「南区の真駒内公園屋内競技場を建て替えず、改修にとどめるなどして経費を圧縮する。」とありました。
スポーツ交流拠点にアリーナを建てるとすれば、真駒内の建替えという位置づけだと思っていたので、驚きました。
何を目指しているのかが、よくわからなくなりました。

No.2130 投稿者:りでべ 2021/11/14(Sun) 16:13 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

市役所あるあるですかね。

予算こんだけある→場所決める→何を作るか決める→理由を考える

バラバラで動くのは致し方ないとはいえ、スポーツ施設?って思いました。
管理人さんがおっしゃる通り冬季版NTCならまだわかりますが、日ハムがいなくなった札幌ドームや東豊線の減収をどう穴埋めするかで、現在の札幌ドーム寄りに方針が変わった気がします。

アクセスサッポロは札幌ドームという管理人さんの考えに賛成ですが、私は中島公園でもいいと思いました。

真駒内アイスアリーナも大きなイベントがあると道路が飽和していますが、札幌ドームも同じで、途中に抜け道がないので大きなイベントがあると大渋滞が発生します。
地下鉄延伸とセットなら地元も人も理解してくれるかもしれません。

No.2217 投稿者:Kitakumin 2021/12/01(Wed) 02:28 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

札幌市が招致を目指している2030年オリパラ大会概要案を掲載しておきます。
https://www.city.sapporo.jp/sports/olympic/documents/honsho2.pdf
競技会場等が示されました。招致に対しては様々な意見があるでしょうが、私が注目したのは次の4つです。
・アイスホッケーは、スポーツ交流拠点に建設予定の新月寒体育館と真駒内公園屋内競技場の2箇所で開催(真駒内は改修必要?)
・フィギュアスケートはつどーむ(観客席は仮設・・フィギュアスケートの会場が残らないのはもったいない)
・メインプレスセンターはコンベンションセンターで、国際放送センターは新展示場(コンベンションは交流拠点からアクセスが悪く、新展示場は後付け感あり)
・選手村は月寒団地ほか(住民がいるのに、建替で5,500人分もの余剰を生み出せる?)

アイスホッケーは苫小牧に立派な施設があるのに、札幌で会場を2箇所も確保するのは何故なのでしょうか。
新月寒体育館をどうせつくるなら、オリンピック後にもフィギュアスケートの大会を開催できるような施設を作れば良いのにと思ってしまいます。
道の真駒内公園屋内競技場を改修するようですが、いつまで使うのでしょうか。
プレスセンターには道のきたえーるの方が立地的に良さそうに思えますが・・・。
道との協力関係が上手く築けていないのかもしれませんね。

月寒団地はどこの市営住宅を指すのかわからなかったのですが、かなり点在しているようです。
https://s-j-k.or.jp/wp/wp-content/themes/s-j-k/pdf/shieijutaku/06_toyohira/06-04.pdf
S50年代の建物がオリンピックまでに一気に建替えられることが予想されますが、スケジュール調整で対応できるのであれば、コストの負担にならずいいですね。

No.2231 投稿者:札幌闊歩路 2021/12/05(Sun) 12:19 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

Kitakumin さん

札幌市から新しい資料が公開されていました。

2030北海道・札幌オリンピック・パラリンピック冬季競技大会概要(案)
https://www.city.sapporo.jp/sports/olympic/taikaigaiyouann.html

最も気になったていた「札幌ドーム周辺でのスポーツ交流拠点」との関連ですが、
スポーツ交流拠点建設予定地であるを羊ヶ丘に新月寒体育館を新設し、オリンピック期間中は現月寒体育館と新月寒体育館の2つを併用するようです。
私の個人的な考えですが、新月寒体育館を新設するのはいいと思いますが、

・新月寒体育館はスポーツ交流拠点計画の一貫として建設されるのか
・現月寒体育館の老朽化による建て替えによるものなのか

この2点が気になるところです。
もし、現月寒体育館の老朽化を理由とするなら、美香保体育館(前回フィギュアスケート会場)、
真駒内屋内競技場(アイスホッケー、閉会式場)を今後どう維持していくのかもはっきりさせる必要があると思います。
また、新月寒体育館が「スポーツ交流拠点」計画の一部として建設されるのであれば反対はしませんが、
計画と無関係に進められるなら、絶対反対すべきかと思います。

1972年大会の頃は人口激増している状態でした。
多少無理のある施設計画でも今まで施設を維持管理できていましたが、今後は人口が減少していくと予測されています。
もし既存施設の建て替えとして新設を新設するのであれば、建て替え前よりも交通の便が不便にならないこと、
大会後の施設需要の見通しを明確化して市民の理解を求めることが重要でしょう。
例えば、美香保体育館はオリンピック大会後、夏季期間中はプールとして利用されていました。
新月寒体育館は夏季期間中どのような利用促進を考えているのかも気になるところです。

>月寒団地はどこの市営住宅を指すのかわからなかったのですが、かなり点在しているようです。

資料ありがとうございます。
ここまで分散していたのですね、選手村は大会後はマンションとして利用されるでしょうからとても重要になります。
また、冬季オリンピックの参加人数は大きく増えており、

1972年 札幌大会 競技者:1,006人 参加国:35 役員:527人 6競技35種目
1998年 長野大会 競技者:2,302人 参加国:72 役員:1,464人 6競技35種目
2018年 平昌大会 競技者:2,925人 参加国:92 役員:不明 7競技102種目

このように、2018年平昌大会では1972年札幌大会の約3倍の選手が参加しています。
近年の選手村は単なる住居の提供ではなく、商業施設も併設するのが普通となっていますので、
分散している月寒団地をちまちま建て替えるのではなく、月寒を大再開発するぐらいの目玉計画が必要だと思います。
例えば、土地区画整理事業を伴うこの大再開発で渋滞が激しい北野通を4車線に拡幅するのもありだと思います。
区画整理して大会後も無人循環バスが走行するような試みもありでしょう。
こういう部分は大会後も恩恵を受けられるので、お金をかけてもいいのではないでしょうかね。


冬季オリンピック・パラリンピック開催調査業務報告書
http://inbound-jp.info/wp-content/pdf/winter_olympic_gaiyo.pdf#page=2

この資料によると、2030年の札幌大会は、
参加者2,800名、役員数3,200名、参加国88となり、競技者数と役員数を合わせると前回大会の4倍の規模となります。

・大会後に活用できない施設は新設しない(建て替えなら、美香保体育館や真駒内屋内競技場の今後の見通しを明確にする)
・「札幌ドーム周辺でのスポーツ交流拠点」との関連を明確にする
・選手村建設においては土地区画整理事業を行い、月寒地区を大再開発する(民間主導による15階建てマンション10棟、大型商業施設の整備)

1972年の前回大会とか比べ物にならない規模ですから、
大会を開催する意義や経済効果は確かなものであると思います。

スミマセン、以降は脱線してしまいます。

マスコミによるとオリンピック招致に反対する人が多いようですが、
きちんとした理由を以ってオリンピック招致に反対するのはとても良いことだと思います。
他にお金をかけろという理由で反対する人を見かけます。
短期的にはその通りだと思いますが、継続してお金が入ってくるための下ごしらえも必要だと思うのです。

1972年の札幌大会がなければ、札幌の地下鉄建設は大幅に遅れていましたし、地下街の建設もなかったでしょう。
国際大会が毎年開催されるスキージャンプ場もなかったでしょう。
かつてはコンサート会場としても多く利用されていた、真駒内屋内競技場も存在していなかったでしょう。

2030年大会を考える場合、人口が減少して施設の維持管理が厳しくなるという観点を追加しなければなりません。
そこをしっかり説明できて、しっかりとした見通しが立てば、納得してくれる人も増えるでしょう。

2020東京大会と2030札幌大会の規模比べると雲泥の差はありますが、
例えば、開催都市の規模(あまり意味がありませんが例として人口)で比較すると、

東京都:約1400万 2020大会 競技者数:約11,000人
札幌市:約200万 2030大会 競技者数:約3,000人(すべて予想)

都市規模(人口)では7倍の差がありますが、競技者数は2020東京大会の1/3の差しかなく、
相対的な規模感は2030札幌大会の方が大きく感じるかもしれません。

オリンピック招致が決定すると多くの場合、ホテル建設の促進や再開発が促進されますが、
一般的には大会後にその需要は減少していきますので、規模が小さな都市では民間再開発の規模も限定され経済効果を持続できません。
しかしながら、現在の札幌には北海道新幹線の延伸による長期的な観光客増加が見込まれていまので、
北海道新幹線の延伸が後ろ盾となってくれると思います。

札幌市は横の連携をしっかりとしてもらい、もっとお金をかけるべき部分とそうでない部分を熟考してほしいですね。
2030年オリンピックが決まるまで、「札幌ドーム周辺でのスポーツ交流拠点」計画を保留する勇気が必要です。

かなり上から目線になってしまいましたが、
最後にマスコミに言いたいのは、
単に反対意見が多いだけを報道するのではなく、反対の理由を積極的に報道してほしいですね。
お金が天から降りてくる役所に民間目線で考えろというのは残念ながら到底無理な話です。
招致の課題や問題をあぶり出し、それを解決・緩和していけば、賛成に傾く人も増えていくかもしれません。

No.2232 投稿者:鹿 2021/12/05(Sun) 13:12 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

当初は2026年招致予定だったが胆振東部地震で2030年に変更した経緯もマスメディアには改めて説明してもらいたいですね。
前倒しを狙ってる可能性はあっても新幹線開業に合わせていると言うのは後付けですね。

No.2233 投稿者:りでべ 2021/12/05(Sun) 17:47 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

北野通の4車線拡幅は月寒地区の交通の流れを大きく変え、清田区住民にも大きな恩恵がありますよ。
選手村の話から月寒大再開発の話になり、北野通の拡幅という的確な課題も解決しようし、十分にお金をかけるべきという意見に素直に感心させられました。
新月寒体育館は今よりも交通の便が悪化しないようにという指摘にはちょっと笑みがこぼれてしまいしました。
私は前回のオリンピックの効果を身にしみて感じています。今回は地下鉄が延伸されたり、高速道路が整備されたりといった大きなインフラ整備が伴わない可能性が高いですが、新幹線開通の前倒しにつながればいいなと思います。

No.2234 投稿者:Kitakumin 2021/12/05(Sun) 19:51 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

管理人さん
お忙しいなか、ご見解を詳しく示していただき有難うございます!

今年6月に策定された「札幌市スポーツ施設配置活用実施方針」も確認してみましたが、
「2030年頃に築60年を迎える月寒体育館、美香保体育館の更新施設は、2030の冬季オリパラで活用することを念頭に検討する」
とあるため、新月寒体育館が両体育館の集約・更新施設と考えて間違いなさそうです。具体的な施設概要が見えるのはR5年頃になりそうです。
https://www.city.sapporo.jp/sports/haichi-katsuyo/documents/06honsho_3.pdf#page=17
他の施設との集約(複合化・多目的化)も検討するとあるため、美香保体育館(プール)や中島体育センター(柔道)や宮の沢屋内競技場(射撃)などの冬季以外の機能集約も検討する可能性はあると思いました。

オリパラ冬季競技大会概要案に各施設の整備手法(改修工事あり、仮設工事のみ、既存施設建替)などが記載されていますが、
新月寒体育館は「月寒体育館の後継施設として、移転建替を予定している施設」「オリパラ時には新旧2つの月寒体育館をそれぞれ競技会場として活用する」と書かれていますね。
https://www.city.sapporo.jp/sports/olympic/documents/honsho2.pdf#page=22
スポーツ交流拠点計画の一環として建設されることと、現月寒体育館が60年経過する施設であるため、老朽化による建て替えであることも間違いなさそうです。美香保体育館も集約されそうです。
一方、北海道所管施設の真駒内屋内競技場については、「札幌市が所管するスケート場よりも高機能であり、・・市所管施設との機能分担が図られています」
https://www.city.sapporo.jp/sports/haichi-katsuyo/documents/06honsho_3.pdf#page=15
とあるため、この役割・機能を新月寒体育館に備える考えはなさそうです。
真駒内公園屋内競技場は改修工事を行うことが示されているため、60年経過する施設を改修して今後も使うということのようです。
道と市の連携が最も必要とされたところかと思うのですが、そうはなっていないように見えたのが残念です。

また、施設整備費の頁に「すでに使われている施設を今後も使っていくための更新・改修のみを実施し、大会のためだけの新しい施設は設けない計画とします」とありました。
https://www.city.sapporo.jp/sports/haichi-katsuyo/documents/06honsho_3.pdf#page=28
新しい施設はないのでしょうが、つどーむはオリンピック時に「仮設の観客スタンドを設置して活用します」とあります。この費用は大会のためだけの仮設の費用なのでもったいないですよね。

月寒団地については、国有財産北海道地方審議会にて、「開発局月寒庁舎(国有地)を選手村として活用させるのが適当との答申を行った」とありました。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/616986
ここに選手村をつくり、点在している月寒団地が集約されるとなれば、現月寒団地の跡地活用なども含めて、合理的な展開が期待できるのではないでしょうか。
管理人さんやりでべさんが仰るように、この機会に道路整備も目指して欲しいですよね。北野通の4車線化も重要だと思いますし、北野通と36号線を接続する向ヶ丘通や東月寒通?などの拡幅も行い、渋滞緩和など将来につながるインフラ整備を進めて欲しいと思いました。

今のスポーツ交流拠点計画案は、オリンピックが決まらない中で作らなければならない計画だったのでしょうか、と私も感じたところです。
事業スケジュールにおいて、このタイミングでの計画が必要ということなのでしょうが、施設全体のアセットマネジメントにおいて最も肝要なところが抜けてしまっているようです。
いくらオリンピックのために「施設を新設しない」とは言っても、オリンピックを契機に将来まで長らく活用できる施設整備を行うのですから、
前提条件が揃った段階で、誰もが納得できるような案を示せば良いのにと思います。

No.2235 投稿者:札幌闊歩路 2021/12/06(Mon) 00:39 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

Kitakumin さん

さらなる詳しい資料のご提示ありがとございます。

https://www.city.sapporo.jp/sports/haichi-katsuyo/documents/06honsho_3.pdf#page=17

この当時(といっても今から数ヶ月前ですが)は、美香保体育館は2030大会の会場となる想定だったようですが、最新の資料によると、

○屋内競技場
・月寒体育館
・新月寒体育館(スポーツ交流拠点に建設されるものを想定しているのでしょうかね)
・真駒内公園屋内競技場
・つどーむ

○非競技会場
・札幌ドーム
・札幌コンベンションセンター
・新展示場(移転新築するアクセス札幌を想定しているのでしょうかね)

○選手村
・市営住宅月寒団地ほか

このように2030大会の会場として美香保体育館は含まれていないので、どうなるのか個人的に気になっていました。
すでにこの時点でKitakumin んが提示してくださった「札幌市スポーツ施設配置活用実施方針」と差が出ていますので、こちらの方針も見直す必要がありそうですね。

>他の施設との集約(複合化・多目的化)も検討するとあるため、美香保体育館(プール)

ちなみにですが、美香保体育館のプールは1988年で廃止されています。
1996年に環状通東駅近くに東温水プールが開業したのも理由の1つかもしれません。
元町駅近くには東区体育館もありますので、屋内スケート場としての役割はまだ残っていますが、体育館としては長い間お疲れさましたと言いたいです。
体育館としてはお役御免ですが、スケート場としてはアイスホッケー大会やフィギュアスケート教室として使われているので、
代替施設をどうするのか早めに結論を知りたいですね。
その結論によって、オリンピック招致の賛否に影響するかもしれません。

>管理人さんやりでべさんが仰るように、この機会に道路整備も目指して欲しいですよね。北野通の4車線化も重要だと思いますし、
>北野通と36号線を接続する向ヶ丘通や東月寒通?などの拡幅も行い、渋滞緩和など将来につながるインフラ整備を進めて欲しいと思いました。

少なくとも屋外施設を含めて会場の周辺道路は2030大会に向けて再整備すべきだと思います。
例えば、真駒内の五輪通(国道230号線から平岸通の区間)も完全4車線化すべきである区間であり、
現在の幅員は18mで片側1車線です。
一部は幅員30mにもかかわらず車道が2車線のため慢性的な渋滞が発生しています。
特に幅員30m区間においては歩道と車道の間に街路樹が生い茂り、緩やかなカーブと相俟ってでとても美しい風景ですので、景観を維持しつ4車線化してもらいたいです。

>いくらオリンピックのために「施設を新設しない」とは言っても、オリンピックを契機に将来まで長らく活用できる施設整備を行うのですから、

1972大会でも夏季はプールとして使える施設を建設しましたが、
例えば、事前に大会後の利用についての調査を行い、
暫定施設として安価に建設して大会後に民間へ払い下げることも考えて欲しいです。
払い下げ後はスポーツ施設としてではなく、(土地用途として認められるなら)食品加工場や、物流倉庫やオフィスとしてリノベーションするのもありでしょう。

大会後もスポーツ施設として使おうとする札幌市の考えがもうダメだと思います。
無駄な施設を作らなければいいのですから、
無駄にならない施設を民間と協力してどんどん建設してほしいですね。

No.2240 投稿者:Kitakumin 2021/12/07(Tue) 01:05 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

管理人さん

スポーツ施設配置活用実施方針を再度見てみましたが、既存施設についてはいずれも市民の利用率が高いように見えました。
美香保体育館を「集約」と簡単に考えたところですが、実際に使用している方からすると代替施設が必要というのも頷けます。
そうした市民利用を主体とする施設と、大きなイベントを主体とする施設の両方が混在する中で、
オリンピック後にも無駄な施設を残さないようにする必要があるのですね。
やはり、オリンピックに使用する施設もしない施設も、オリンピック後にどうするという具体的な案が示されなければ、
オリンピックのために多額の予算を充てることは無駄だと考えている市民を説得することはできないような気がします。

反対に、
・オリンピックは今後必要な施設を整理するきっかけであること
・オリンピック会場には既存施設と新施設を一時的に併用して対応すること
・オリンピック後に取り壊す施設、残す施設を明確にすること
このあたりが明確に説明されれば、余計な経費をかけないことや、負の遺産が残らないことが理解できるのではないかと思います。

同様に、選手村についても、
・点在する月寒団地のうちの更新対象の建物はオリンピック開催終了までの施設とすること
・選手村の主たる部分を月寒東の国有地に建設し、オリンピック後に月寒団地の更新施設とすること
・月寒団地全体の跡地利用についても将来のまちづくりに活用すること

基盤整備についても、
・月寒~福住地区の道路整備、区画整理(、地下鉄等の交通網の整備)についてもオリンピックまでに実施すること
・国道36号周辺の交通問題をこのタイミングで解決を図ること

スポーツ交流拠点についても、
・整備する施設と場所を明示すること
・市内に点在する施設のうち各区に設置する必要のない特殊な競技施設をこの場所に集約すること
・NTCを誘致すること
・(できれば交流拠点の中心地にまで地下鉄を1駅延伸し、)中核となる施設を整備すること

ということが、オリンピックをきっかけとして一体的な取組として進められていくのであれば、
「オリンピックは無駄だ」という段階から脱却できるのではないかと考えます。
街づくりに活かさず、インバウンド狙いでオリンピック開催実績だけが欲しいのであれば、
札幌市にとって開催する意味は薄いと思っています。

>払い下げ後はスポーツ施設としてではなく、(土地用途として認められるなら)食品加工場や、物流倉庫やオフィスとしてリノベーションするのもありでしょう。

この考えは全く思いつきませんでした。視野を広げて考える必要はあると思います。

>例えば、真駒内の五輪通(国道230号線から平岸通の区間)も完全4車線化すべきである区間であり、

確か五輪通を拡幅する記事を見たような気がしたので、探してみました。
https://e-kensin.net/news/138540.html
7月の建設新聞に「延長1・83㌔を対象に拡幅を計画する五輪通を全国枠で新規要望し、確定測量と実施設計の費用を求めている。」
とありました。この距離は、国道230号と平岸通間の距離とちょうど合致します。4車線化を是非とも実現させて欲しいです!

自分としては、国道36号の渋滞対策を多方面から進めて欲しいと思っています。例えば、
・札幌新道の大曲地区への延伸
・大曲工業団地地区と有明地区の接続
なども有効かと思いますので、実現されないものでしょうか。

No.2245 投稿者:札幌闊歩路 2021/12/07(Tue) 23:25 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

Kitakumin さん

情報ありがとうございます。

>確か五輪通を拡幅する記事を見たような気がしたので、探してみました。
https://e-kensin.net/news/138540.html

五輪通道路予備検討業務」に係る公募型企画競争のお知らせ
https://www.city.sapporo.jp/kensetsu/stn/dobokubu/ekimu/ippan30/koubo1.html
https://www.city.sapporo.jp/kensetsu/stn/dobokubu/ekimu/ippan30/documents/itizu-koubo1.pdf

公募が2018/8/14なので、もう少し先かと思いましたが、すでに設計予算がついていたのですね。
25mで整備するのか、18m→20mの片側1車線で整備するのか気になるところです。

>自分としては、国道36号の渋滞対策を多方面から進めて欲しいと思っています。例えば、

スポーツ交流拠点が決まったら国道36号線と羊ヶ丘通を結ぶ道路もいくつか整備してほしいですね。
北広島市との道路接続については、H21年 もみじ台通突き出し部の都市計画道路廃止の件があります、北広島市は消極的なのかもしれません。


都市計画道路(もみじ台通)の変更
https://www.city.sapporo.jp/sogokotsu/road/documents/momijidai.pdf

もし札幌新道を延伸する場合、すぐ先の北広島ICをどうするかですね。

前回のオリンピックで豊平川右岸通・左岸通が整備されましたが、
右岸通・左岸通が国道12号線まで延伸を検討するという話も最近はさっぱり聞かなくなりました。
今回のオリンピックで右岸通、左岸通の延伸がされたらいいなと考えています。

また、都心アクセス道が整備されますが、
実をいうと都心←→札幌北ICよりも、都心←→札幌ICの整備を優先して欲しいという声が多くあったりします。
こいう部分もなかなか、思い通りにいかないものですね。
右岸通・左岸通が新設される北24条大橋まで延伸されたら札幌ICへのアクセスも少しばかり改善しそうですけど確度は0なのでしょうね。

No.2250 投稿者:Kitakumin 2021/12/08(Wed) 21:05 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

管理人さん

情報を有難うございます。
五輪通の予備検討をプロポーザル方式で進めていたのですね。
p4に「道路幅員は29mを予定しているが」とあるため、基本は4車線を想定しているようです。
しかし、「自衛隊用地の取得可否が現時点で不明なため、自衛隊用地を取得可能な場合と不可能な場合の線形案を検討すること。」や、設計における諸条件の車線数に「3~4車線」とあるため、
自衛隊用地の取得可否も含めてどういう方向性になったのか気になりますね。

もみじ台通の都市計画道路の資料も有難うございます。
北広島市側の住民にとっても、バス利用や車利用などでのメリットがありそうに見えますが、
北広島市として財源をここに充てるメリットは無いと考えたのもわかるような気がします。

札幌新道の延伸が実現して国道36号に直接接続することになれば、
千歳方面から札幌新道に向かう車両や、札幌新道~厚別東通を利用する車両にとっては、大きなメリットになると思います。
仮に接続する場合は、北広島ICの手前でしょうか。
距離は短いですが、厚別東通と国道36号の交差点は様々な方面に向かう車両が行き交う場所ですので、慢性的な渋滞の緩和には効果があると思われます。
しかしながら、効果のある交差点は札幌市内ですので、北広島市や道にとってメリットは少ないような気もします。

上に「大曲工業団地地区と有明地区の接続」と書きましたが、
やや遠回りになるものの、札幌の市街地を通らずに定山渓や中山峠方面に抜けるルートを確保することで渋滞緩和に寄与できると考えています。

豊平川右岸通・左岸通はどうなるでしょうか。最近、この関連の記事を目にすることが無いですね。
両通の230号までと、左岸通の12号までの延伸は是非実現して欲しいですし、右岸通も平和通までは拡幅されて欲しいです。

江別・旭川方面は札幌ICの利用となりますが、北24条桜大橋ができると、南7条米里通に出て札幌ICを利用しやすくなりそうです。
この大橋の東区側の最初の交差点は275号だと思われます。
左岸通が国道12号まで延伸されれば、275号の流れは悪くないと思いますので、札幌ICへの接続は改善されそうに思います。
一方、都心から千歳方面に行く時には、自分であれば、札幌北ICか伏古ICか北郷ICか迷ったうえで北郷ICを使うことが多いです。
北24条桜大橋からは南7条米里通を利用するのが主になると思いますが、更に直進して札幌新道に出るルートも拡幅整備されると、北郷ICまでの通行もスムーズになるように思いました。

オリンピックを開催するのであれば、機会と捉えて幹線交通網の整備も進めて欲しいです。

No.2254 投稿者:札幌闊歩路 2021/12/09(Thu) 09:40 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

Kitakumin さん

>p4に「道路幅員は29mを予定しているが」とあるため、基本は4車線を想定しているようです。

ご指摘ありがとうございます。29mの幅員で検討されていたのですね。

>上に「大曲工業団地地区と有明地区の接続」と書きましたが、
>やや遠回りになるものの、札幌の市街地を通らずに定山渓や中山峠方面に抜けるルートを確保することで渋滞緩和に寄与できると考えています。

https://www.city.sapporo.jp/sogokotsu/shisaku/sogokotsukeikaku/h24plan/documents/2mode4.pdf#page=2

若干経路が異なるかも知れませんが、南回り連携道路というのが定義されています。
20年ぐらい前までは、この「南回り連携道路」と別の「南回り高規格道路」が検討されていたと記憶していますが探しても見つかりませんでした。
里塚方面-藤野方面-西野方面を結ぶ高規格道路と記憶しています。

ちなみに、どこまで4車線化するのかわかりませんが、真駒内御料札幌線の4車線化も進んでいますよね。
常盤小学校付近から真駒内御料札幌線を延伸して藤野へ抜ける道路を整備すると短絡効果が大きいでしょうね。

No.2256 投稿者:札幌闊歩路 2021/12/09(Thu) 13:09 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

南回り高規格道路について市議会の議事録を調べてみました。

昭和62年 札幌・広島環状線の南回り環状の早期整備促進の議決
平成7年 南回り環状は建設省から地域高規格道路として位置づけられたとの答弁
平成9年 南回り環状は平成6年に地域高規格道路の候補路線としてとして指定を受けたとの答弁
平成22年 南回り連携道路は3連携道路として位置づけたとの答弁
令和3年 明確な動きなし?

早期整備の議決から34年経った今でもどの路線も整備が進んでいないということになりますね。

北海道高規格幹線道路網図
https://www.hokkaido.cci.or.jp/kousoku/data1.pdf

札幌南環状道路はやはり候補路線となっています。

まとめると、
札幌・広島環状線の南回りはまだルート未決定(北回りは札幌市側の整備は進んでいます)
札幌南環状道路(地域高規格道路)はまだ候補路線のまま
南回り連携道路は既存道路の連携による概念的なもの

ということなのかもしれません。

No.2257 投稿者:通りすがり 2021/12/09(Thu) 16:48 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

古い話なのでもう検索しても出てこないようですが、南回り高速道はたしか前の上田市長のとき、小泉改革の一環で、南回り高速に国の予算が付きそうだったのに、「高速はいらない」と言って断ってしまったと記憶しています。

でもその5年後くらいに都心への延伸にはOKを出したので、反対派がびっくり、ということだったはず。市の借金(市債の残高)を8000億も減らした人なので僕は彼を評価していますが、南回りを断ってしまったのは失策だったと思います。

No.2258 投稿者:りでべ 2021/12/09(Thu) 17:15 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

管理人さん

1. 札幌・北広島環状線(南回り)
2. 南回り地域高規格道路
3 . 南回り連携道路

この3つはすべて別物なのですよね?
南回り連携道路は現存道路を連携した概念的なものという事でよろしいでしょうか。
南回り地域高規格道路は初めて知りました。地域高規格道路という事は国道または道道して整備するということですよね。
札幌・北広島環状線に南回りの計画があるのも初めて知りました。北回りは旧外環状の一部ですよね?
江別への橋がまだできていませんし、作る気があるのかもわかりませんけども。

知らないことばかりで驚きです。

No.2259 投稿者:鹿 2021/12/09(Thu) 18:13 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

一応(仮称)札幌江別大橋は2013~2022年度まで有効のようですね。

123ページ 今後 10 年間の主な取組
https://www.city.sapporo.jp/kikaku/vision/vision1/senryaku/documents/senryaku_all.pdf#page=131

No.2261 投稿者:Kitakumin 2021/12/09(Thu) 22:38 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

管理人さん、皆さま、情報ありがとうございます。
南回り道路については、過去からいろいろあるのですね。
管理人さんが示していただいた「南回り連携道路」は<3連携>のところに(小樽定山渓線、国道230号、平岸通、国道453号、支笏湖公園線)と具体的に示されていました。
支笏湖経由で小樽までということで、少し遠いルートを指しているようでした。

南回り高規格道路は具体的にはわかりませんでしたが、開発局のHPにも候補路線として示されていました。
https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/kn/dou_kei/ud49g7000000bmd3.html

>ちなみに、どこまで4車線化するのかわかりませんが、真駒内御料札幌線の4車線化も進んでいますよね。
>常盤小学校付近から真駒内御料札幌線を延伸して藤野へ抜ける道路を整備すると短絡効果が大きいでしょうね。

真駒内御料札幌線の4車線化は、ストリートビューで見たところ、有明小学校を過ぎたところで2車線に車線減少となって歩道が整備されていましたので、4車線化はここで終わりだと思われます。
将来に高規格道路として整備するなら、大曲工業団地地区~真駒内御料札幌線~芸術の森の南側(トンネル)~穴の川沿道~藤野通というルートが考えられるかもしれませんが、仮に実現するとしても数十年先ですよね。

札幌江別大橋に関連する記事がありましたので貼ります。
https://ebetsunopporo.com/?p=25706
事業が進むかどうかもわからない内容の記事になっていますが、
北海道空知総合振興局のHPのR3道路事業概要の資料を見ますと、今後事業が進んでいきそうに見えました。(H31とR3を貼ります)
https://www.sorachi.pref.hokkaido.lg.jp/fs/1/9/5/4/1/6/7/_/H31_kanjyou.pdf
https://www.sorachi.pref.hokkaido.lg.jp/fs/1/9/3/7/2/5/0/_/R3.sapporokitahirosimakannjousen.pdf

通りすがりさんの情報にあるように、もし南回り高速道路が実現していたとすれば、南区や定山渓方面の発展が全く違う展開になったかもしれませんね。
これからは千歳方面とのアクセスが更に重要になると思われますが、15~20年前にそうした先見性が無かったのは残念です。

No.2262 投稿者:札幌闊歩路 2021/12/09(Thu) 23:19 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

道道札幌北広島環状線の(仮称)札幌江別大橋は札幌市施工なんですよね。

主要道道 札幌北広島環状線
https://www.sorachi.pref.hokkaido.lg.jp/fs/1/9/5/4/1/6/7/_/H31_kanjyou.pdf

PDFに「平成25年、道の新規事業評価により事業推進が認められ、現在、事業着手に向け検討、関係機関協議を行っているところです。」という記述があり、

NJSS
https://www.njss.info/

札幌江別大橋で検索すると平成26年に札幌江別大橋の橋梁予備検討業務、環境調査業務、地質調査検討業務の入札が行われたようです。
市議会の記事録を検索してみると、平成31年財政市民委員会にて「現時点におきましては、発注者、発注時期、また橋梁の形式などは全く何も決まってございません」という答弁の記録が残されていました。
地質調査検討、環境調査検討までは行われているようですが、実際の地質調査はまだ行われていないようです。

橋梁の工期は10年程度を見込む必要があるでしょうから、
少なくとも2030年よりも前の開通はなさそうですね。

通りすがり さん
南回り高規格道路をご存じの方がいて安心しました。
骨格幹線道路網(2高2環3連13放射)の1つである盤渓北ノ沢トンネル整備で幾分アクセスは改善されたようですが、
トラック輸送が年々増加していくなかで、中山峠方面から琴似方面へ最短でアクセスできるバイパス整備は待ったなしの問題です。

No.2263 投稿者:札幌闊歩路 2021/12/09(Thu) 23:21 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

Kitakumin さん
1つ前の投稿では一部情報がかぶってしまいました。スミマセン。

>真駒内御料札幌線の4車線化は、ストリートビューで見たところ、有明小学校を過ぎたところで2車線に車線減少となって歩道が整備されていましたので、4車線化はここで終わりだと思われます。

真駒内御料札幌線の工事は道路拡幅と線形改良ですので、有明小学校から更に約800m先の直線区間までが対象だったと記憶しています。
既に4車線化した区間の幅員は21.5m、有明小学校から先の幅員は20.5mのようです。
4車線は無理ですのでおっしゃる通りここで終わりのようですね。

拡幅区間が伸びるたびに車線減少のすりつけ部に合わせて歩道が整備されていましたので、
今回もさらに伸びるのではないかと期待していましたが、幅員20.5mでは無理のようですね。

情報ありがとうございました。

No.2265 投稿者:Kitakumin 2021/12/10(Fri) 19:21 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

管理人さん

>今回もさらに伸びるのではないかと期待していましたが、幅員20.5mでは無理のようですね。

4車線道路に必要な道路幅員がよくわかりませんでしたので、自分なりに調べてみました。
札幌市内の都市計画道路のうち、平和通、白石・中の島通、清田通などは、道路幅員20mで4車線となっています。
https://www.city.sapporo.jp/keikaku/info/kokuji/documents/doro_keikakusho_kokuji.pdf
https://www.city.sapporo.jp/keikaku/info/kokuji/documents/gian_kiyotadori.pdf
いずれも定規図を見てみますと、車道12m(3.0m×4車線)、路肩1m(0.5m×2)、歩道7m(3.5m×2)となっています。

次に、車道幅員の規定を確認してみたのですが、道路構造令に規定されていました。
https://www.mlit.go.jp/road/sign/pdf/kouzourei_2-2.pdf#page=4
自動車専用道ではないため、第3種に該当すると思います。また、道道の平地で交通量は多い方でしょうから、第2級に該当するでしょうか。
http://www.west-field.jp/dobokuwaza_cloud/manual/0011/pdf/dourokubun.pdf
この場合、幅員は1車線あたり3.25m、4車線では13mになります。
また、歩道については、札幌市の歩道施工ガイドラインというものがありましたが、「歩行者の交通量が多い道路」に該当しないと思いますので、2m以上の幅員で良いように思えました。
https://www.city.sapporo.jp/kensetsu/hodo-seko/documents/3hodoseibi.pdf
路肩(路側帯)を加えた場合でも、幅員20mあれば4車線が可能なように思えましたが・・。もし歩道が3.5m必要なら、路肩0.5mとして、21mの幅員が必要となりますね。なかなか難しいですね・・。

この真駒内御料札幌線について今後どうするかはわかりませんが、有明小学校より先の2車線になった後は、歩道が植樹帯も確保されるなど広めの幅員となり、そこに電柱も建っていました。
整備が完了した(ように見える)場所が2車線なので、もう4車線に戻ることは無いように思えました。
この一本道の道路を、途中の地点まで4車線にすることが必要だったかはわかりませんが、もしかすると最初は全線4車線化を目指していたものが途中で位置付けが変わったのかもしれないと思いました。
(地域高規格道路予定から対象外になったなど)
今までの整備が役立つといいですが、どうでしょうか。

No.2266 投稿者:りでべ 2021/12/11(Sat) 00:18 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

Kitakuminさん

幅員と車線数については管理人さんが過去に何度かここで話されています。

たしか管理人さんの話では18mで4車線の道路もあるというお話だったかと記憶していますが、前に道理構造令を調べた昭和45年までに開通した道路は4車線が可能です平成5年以降、設計基準交通量の多い道路は20mで4車線は難しいようです。
40年以上前に新琴似に住んでいましたが、1番通は都市計画道路なので将来4車線になると言われていました。その後遅れて6番通も都市計画道路に指定され、先に1番通が4車線化しました。しかし、用地買収が遅れた6番通は1番通よりも幅員が広い21mなのに法令改正で2車線で整備しています、あと25cmずつ広ければ新基準で停車帯ありの4車線だったのにと思います。新琴似は今でも拡幅工事が行われていますが、せっかく昭和57年基準に対応した21mで設計したのに用地買収遅れて4車線が確保できていないのが非常に残念です。
2車線なら18m道路で十分であり、もし18mだったら用地補償費用も抑えたれたでしょう。

No.2267 投稿者:札幌闊歩路 2021/12/11(Sat) 10:52 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

Kitakumin さん、りでべ さん

Kitakuminさん

>この真駒内御料札幌線について今後どうするかはわかりませんが、有明小学校より先の2車線になった後は、歩道が植樹帯も確保されるなど広めの幅員となり、そこに電柱も建っていました。
整備が完了した(ように見える)場所が2車線なので、もう4車線に戻ることは無いように思えました。

真駒内御料札幌線の改良工事は記憶をたどると、少なくとも35年前から国道36号線との交差点改良から始まり、
滝野側に工事が進んでいきましたが道路線形の変更と拡幅が目的だと思われます。
古い地図と新しい地図を見比べるとよくわかるのですが、4車線化した区間はS字カーブが連続していましたが、現在はそれが解消しています。
あくまで予想ですが、真駒内御料札幌線の改良工事の終点は有明小学校から更に800m程先の直線区間までが対象だっと思われます。

りでべさんのおっしゃった道路構造令において、昭和57年、平成5年というキーワードをいただいたので調べてみました。

かつての4車線が今では2車線の幅員18m
http://hint-eng.jp/jdy07317/2030.html

「道路構造令の解説と運用の改定」について
https://www.road.or.jp/technique/pdf/00_zenpen.pdf

これら資料から昭和33年、昭和45年、昭和57年、平成5年、平成13年、平成15年に改定されており、改定の度に歩道幅員が0.5mずつ拡大していますね。
有明小学校までは交通量の予測で4車線として、それ以西は交通量が少ないという予測で2車線で整備したのかもしれませんね。
法令が変わらなければ、交通量が増加したら4車線に拡幅することを検討するのかもしれませんね。
もともと地域高規格道路としての整備予定はありませんでしたので、地域高規格道路とは無関係かと思われます。

りでべさん

私も新琴似に住んでいましたよ。
まだ牧場やとうきび畑が残っていた頃で、狭隘道路だった新琴似通が4車線化した頃に住んでいました。

>1番通は都市計画道路なので将来4車線になると言われていました。その後遅れて6番通も都市計画道路に指定され

当時から市営バス路線であった1番通の拡幅を優先して、中央バス路線であった6番通を後回しにしたのではないかという噂もありましたね。
6番通の件はとてのがっかりでした。
そもそも6番通は琴似栄通を直進して石狩街道で北46条通と結ばれ、栄町地区と新琴似地区を結ぶ重要な幹線道路となる予定でしたが、
水処理場の移転(再整備)の遅れで計画が変更され、石狩街道からの一方通行道路となり6番通も2車線での整備になってしまいました。

新琴似は第3横線や3番通で拡幅が進んでいると思いますが、すべて2車線での整備ですね。
第3横線に関しては先の屯田側は4車線なのに2車線になるのはもったいないですね。
拡幅前は12m程度でしたので2車線でも拡幅効果がないわけではありませんが、渋滞解消の効果は0に近いですね。

以前、道外出身者さんの車椅子ユーザーとしての意見を聞いて自分の未熟さを思い知らされましたが、
渋滞解消は地域住民の悲願であると思います。
冬道の右折車で渋滞が発生してしまう2車線では整備効果が薄れてしまいます。
バス路線である6番通、3番通、第3横線はもう少しお金をかけて4車線を確保できる幅員で整備すべきだったと思うところですね。

No.2278 投稿者:Kitakumin 2021/12/15(Wed) 02:06 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

管理人さん、りでべさん、様々な情報やご見解を有難うございます。
道路構造令については詳しく調べたことがなかったので、この機会にいろいろと見ておりましたが、改定される度に様々な思想が加えられていて、奥が深い(わかりにくい)専門分野であることがわかりました。

土木学会論文の「「道路構造令の解説と運用」にみる日本の道路計画・設計思想の変遷」が面白かったです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejipm/67/3/67_3_203/_pdf

他にも不要かと思いますが、わかりやすいと感じた資料をいくつか貼らせていただきます。
・「歩道・自歩道」の幅員や片側・両側設置等の計画の考え方(福島県道路環境グループ)
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/download/1/hodoukijunfukushima.pdf
・『道路構造令の解説と運用』改訂について(道路構造企画小委員会)
 https://www.road.or.jp/event/pdf/20210528-1.pdf
・道路設計の手引き(埼玉県県土整備部)
 https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/175249/dourosekkei_firsthalf_0_6.pdf

構造令が制約となることはよくわかったのですが、最初に4車線化を始めたなら、必要な用地買収を行って4車線化を最後まで進めて欲しいように感じました。これは、有明でも新琴似・屯田でも同じです。
有明地区のように、住宅や交差点が非常に少ない地区において、4車線で整備する必要があったのかが明確ではないように感じました。S字カーブの解消や小学校までの歩行空間の改善を図るために整備を進めるのはわかるのですが、4車線での整備範囲を有明小までとしたことが、どうも腑に落ちません。もっと手前の真栄高校や、更に手前の交差点までとした場合と何が変わるのかもイマイチわかりません。
どうせやるなら、南回りの高規格道路でもバイパス道路でも何でもいいと思うのですが、国道36号や札幌新道などの交通量の分散化も目的として、最後まで4車線化して欲しかったです。
長年かけて整備を進めるうちに、計画交通量が下方修正されたのかもしれませんし、最初から有明小+800mまでだったかもしれませんが、どうも中途半端に見えてしまいます。

No.2339 投稿者:Kitakumin 2022/01/03(Mon) 18:41 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

新月寒体育館のイメージパースがこちらの記事に出ていました。
http://www.sapporo-kisetsu.jp/images/document/report_2021_vol07.pdf#page=3
整備費用(390億円)については、建設時期が違うので単純比較はできませんが、札幌ドーム422億円、さいたまスーパーアリーナ649億円と比較すると、かなり立派なアリーナを整備する計画であることが推察されます。
所管が異なるとはいえ、真駒内公園屋内競技場はリニューアルまでして残す必要があるのでしょうか?

また、記事には「月寒庁舎が南区真駒内に移転後、26年度に財務局に引き継がれる予定」とありました。月寒庁舎の移転先は
真駒内のどこになるのでしょうか?
更に「国際放送センターは、アクセスサッポロの後継施設として旧道立産業共進会場用地に整備する新展示場を活用。年度内に策定する整備基本計画で、施設の規模や機能、整備手法などが示される予定だ。」とあるため、新展示場の整備基本計画も注目したいと思います。

No.2483 投稿者:Kitakumin 2022/02/19(Sat) 22:36 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

1月に「札幌ドーム周辺地域におけるスポーツ交流拠点基本構想」が策定されました。
https://www.city.sapporo.jp/sports/sapporo-dome-shuuhen/
パブコメの実施結果はこちらです。
https://www.city.sapporo.jp/sports/sapporo-dome-shuuhen/documents/08honsho_siryou_1.pdf

様々な意見があったようですが、それに対する札幌市の考え方は大半が「今後の基本計画等で検討してまいります。」となっていましたので、次回の基本計画策定時に、パブコメの意見が検討されているかを確認したいと思いました。
なお、地下鉄の延伸については「冬季オリ・パラ招致や札幌ドーム周辺に整備される施設の計画を踏まえた上で、可能性を検証していくこととしております。」とありました。思ったほど否定的ではないのですね。

また、新展示場整備基本計画(案)のパブコメが2/7~3/8まで実施されています。
https://www.city.sapporo.jp/keizai/tenjijo/keikaku.html
グリーンドーム跡地に移設され、冬季オリパラが招致された場合には国際放送センターとして使用される予定です。完成予定は2026年度。
現在は敷地面積50千m2、延床面積10千m2、展示面積5千m2、大谷地駅から約1.4km
これに対し計画案では、敷地面積79千m2、延べ床面積25千m2、展示面積15千m2、福住駅から徒歩約12分となります。
道路向かいにはブランチ札幌の飲食店が並ぶため、利用しやすい施設になることが期待されますね。

No.3416 投稿者:札幌闊歩路 2022/10/23(Sun) 22:03 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

約1年前のKitakumin さんへのレスになりますが・・・

>「2030年頃に築60年を迎える月寒体育館、美香保体育館の更新施設は、2030の冬季オリパラで活用することを念頭に検討する」
>とあるため、新月寒体育館が両体育館の集約・更新施設と考えて間違いなさそうです。具体的な施設概要が見えるのはR5年頃になりそうです。

札幌市、美香保体育館移転整備へ
https://e-kensin.net/news/152356.html

 札幌市スポーツ局は老朽化した美香保体育館について、2030年以降に移転整備する方針だ。カーリングやスケートのアイスリンク整備を含め、市有他施設との集約複合化や交通アクセスの良い立地を検討する。地域への波及効果も考慮して詳細を詰める。
(以下、省略)

少なくとも美香保体育館は移転するようですね。

https://www.city.sapporo.jp/sports/haichi-katsuyo/documents/06honsho_3.pdf#page=17

>既存の月寒体育館、美香保体育館の活用検討
>・既存の月寒体育館、美香保体育館について、2030 年の冬季オリンピック・パラリンピック開催
>時における活用及び、大会後の後活用について検討します。

この資料では、美香保体育館はオリ・パラで活用、大会後の利用検討とありますが、
老朽化でかつ既存不適格であるのなら、おそらくは解体するのでしょうね。

No.3422 投稿者:Kitakumin 2022/10/24(Mon) 17:27 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

管理人さん、建設新聞記事と私の古い書き込みへの返信を有難うございます!

美香保体育館の取扱いについては私なりに再度確認してみました。

○2021年「札幌市スポーツ施設配置活用実施方針」
・2030 年頃に築 60 年(更新時期)を迎える月寒体育館、美香保体育館の更新を検討
・更新後の施設は 冬季オリンピック・パラリンピック(以下、冬季五輪)で活用することを念頭に検討
・既存の月寒体育館、美香保体育館は、冬季五輪開催時における活用及び大会後の後活用について検討

⇒2030年までに更新を検討+冬季五輪で活用

○9/3道新記事(https://www.hokkaido-np.co.jp/article/725714/
・札幌市が新たなカーリング専用施設を開設する方向で検討、老朽化した美香保体育館の更新に合わせた整備を軸に調整
・市は美香保体育館の30年度までの建替えを検討、スケート機能とカーリング機能を分け、それぞれの競技環境の充実を図る考え

⇒2030年度までの建替えを検討、新施設ではスケート機能+カーリング機能を整備

○10/20建設新聞記事
・市スポーツ局は老朽化した美香保体育館について2030年以降に移転整備する方針
・カーリングやスケートのアイスリンク整備を含め、市有他施設との集約複合化や交通アクセスの良い立地を検討
・(現施設は)30年冬季五輪練習会場への活用も見込む
・現施設は既存不適格の状態→策定中の基本計画で移転候補地(現時点で5、6カ所)や整備する機能をまとめ年度内に案を整理
・集約複合化に関しては他施設の機能を新施設に集約するか、新施設を他施設の近隣に立地させるかなど手法を探る

⇒2030年「以降」に移転整備、市有他施設との集約複合化や交通アクセスの良い立地を検討、現施設の冬季五輪練習会場への活用

整備時期が冬季五輪「以降」に変更になってしまったようです。
新カーリング場・スケート場の交通アクセスは、地下鉄orJR駅の徒歩圏内が必要と考えますので、移転整備はGoodです。
他施設との集約複合化は、新月寒体育館に集約させる可能性もあると思いますが、
新美香保体育館に他施設の機能(例えば中島体育センターなど)を集約させることや、
別機能を持つ他施設(つどーむや稲積公園など)の近隣に立地させるなどの解釈も可能な表現になっていると捉えました。
また、現カーリング場が月寒ですので、もう一つの新カーリング場は北方面が有力と感じました。

その移転先の候補地が5、6か所挙げられているということですが、交通利便性の観点から例えば以下の場所ではないでしょうか。
※つどーむ、百合が原公園、農試公園、手稲稲積公園、中島公園、豊平公園、月寒公園、札幌ドーム周辺(スポーツ交流拠点)、新展示場周辺、ニトリホール跡地、ホクレンホームセンター跡地

私の予想は、同じ東区であるつどーむの敷地内です。機能を中島体育センターと集約し、中島公園の跡地に博物館を整備する、という流れです。
つどーむを閉館し、空港の新ターミナルを整備したうえで新体育館を整備すれば更にGoodですが・・・。

No.4875 投稿者:りでべ 2023/09/26(Tue) 10:22 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

新月寒体育館を札幌ドーム敷地内に建設するようです。アイスリンクとレガンバの本拠地とする大規模アリーナを建設するそうです。

そんな土地ないと思うけど、
どこなんでしょうね?
羊ヶ丘通側や、清田側なら遠くて不便な場所になりそう。

No.4876 投稿者:狐屋 2023/09/26(Tue) 11:48 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

道新にある画像によると、羊ヶ丘通り側の駐車場に建設するようです。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/914751/?ref=top

No.4878 投稿者:Kitakumin 2023/09/26(Tue) 22:37 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

新しい情報が多い記事で色々と驚きました。特に、
・札幌ドームの敷地内に整備すること
・通年型アイスリンクを整備すること
・レバンガ北海道の本拠地を想定すること
・28年度までの完成を目指すこと
・隣接する国有地の取得が困難となったこと
・国有地を取得できた場合は札幌ドームの南西側はサッカーやラグビー場などの屋外施設、南東側にはトップアスリートの強化施設やスポーツ医科学の最先端研究を行う施設を整備すること

もう一つの記事です。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/914752/
・レバンガや道に資金の余裕はなく「(きたえーるの)改修の可能性は低い」
・五輪招致が決まった場合、建設費400億円のうち国の補助金は180億円と見積もる。だが、五輪がなければ国の補助は減る可能性もある

感じたことをいくつか書かせていただきます。
・札幌ドームの駐車場の広さと施設の大きさから、更に商業施設などを誘致する余剰スペースは無さそうです。
・駐車場の確保についても、地下や立体など費用のかかる方法を余儀なくされる可能性もありそうです。
・新体育館とアイスリンクを整備することで、道の真駒内屋内競技場をいよいよ壊すことも可能になるのではないでしょうか。
・レバンガはBPに本拠地を移す噂もあったと思うのですが、BPの場合は建設費用を誰が負担するかが焦点になると思っていました。ここで札幌市が市内に本拠地を建設することは、レバンガにとっては最良の展開かもしれません。
・国有地を取得できた場合の整備施設が凄いです。サッカー場、ラグビー場、トップアスリートの強化施設(NTC?)を本当に作るとしたら凄いことだと思います。
・五輪招致時に補助金が180億円となり、招致できなかった時に下がるのであれば、それだけでも五輪招致の理由になると思いました。確実ではないからだと思いますが、札幌市の負担が減ること、減る可能性があることを宣伝すれば良いのに・・と思います。
・オリパラ関連施設(集客施設)への公共交通の整備は地下鉄延伸理由の一つだったと思われますので、この場所になったことで延伸の可能性が更に下がったことは間違いないと思われます。
・札幌ドームと新体育館の間に地下鉄新駅を造るという可能性もゼロではないと思われます。駐車場の確保台数を減らす効果のほか、更に羊ヶ丘通側に延伸する場合、土地が取得できれば、地上に地下鉄を作ることも可能と思われます。

No.4879 投稿者:りでべ 2023/09/27(Wed) 18:06 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

狐屋さん、Kitakumin さん

狐屋さん>
情報ありがとうギザいます。
羊ケ丘通側ですか、かなり遠くなりそうですね。ペデストリアンデッキを通って敷地内通路で直接行けるのか、公道の歩道を通って行くしかないのか等など気になる部分は多々あります。
また、札幌ドームに駐車場どうするのでしょうかね?

Kitakuminさん>
もし場所の決定が妥協した上で(消去法で)札幌ドーム内の敷地に決定したなら、理念なき決定に感じてしまうのでちっと心配です。

No.4880 投稿者:Kitakumin 2023/09/30(Sat) 16:14 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

りでべさん

当初の建設候補地である南東側(国道36号沿い)の土地は、農業研究センターの建物もあるため、オリンピック招致が条件ということで今後も取得が難航しそうです。市の体育施設を整備するだけの理由では研究センターは移転できないのでしょうね。
羊ケ丘通を挟んだ南西側も同じ農業研究センターの敷地ですが、こちらは建物もなく、過去に競馬場の移転候補地になったこともあるように、南東側に比べて取得は容易かもしれません。しかし、清田区の要望も踏まえて清田区に近い場所を選びたいでしょうから、南東側が第1候補、南西側が第2候補なのではないでしょうか。
オリンピック招致が成功し、NTCのような施設もこの拠点エリアに作られることになれば、両方の土地を取得してバランスよく施設が配置されるでしょうが、オリンピックが厳しい今の状況では整備する施設も決まらず、土地の取得も進まないため、具体的な計画を作ることも難しそうです。
一方で、レバンガがBP敷地内に移転するという話もあります。ファイターズに引き続いてレバンガも北広島に移転となれば、秋元市政として大きなダメージを受けることは避けられないため、レバンガの引き留めは最重要課題の一つなのだと思われます。また、オリンピックがなければ新月寒体育館を想定する規模で建替える必要性が説明できないため、今、国有地の取得が決まらない中でもレバンガの本拠地を作ることを宣言しなければならなかったのではないでしょうか。

新しく作る施設の規模、駐車場の面積、札幌ドームとの近さを考えても、駐車場に報道されたような形で施設が建てられる可能性は低いと思われますし、最終的には、南東側か南西側のどちらかに敷地を確保して建てられることになると思われます。

もしかすると、オリンピックの招致を一度白紙にするのかもしれません。
招致を継続したままの場合、ドーム南東側の敷地を取得できる可能性が残るため、新体育館の建設位置も決めることができなくなります。
一方、招致を諦める場合、ドーム南東側の敷地は取得できないことになるため、ドーム南西側の敷地を取得して新体育館を整備するなどの現実的な計画を立てることが可能になると思います。
地下鉄延伸も遠のくことになりますが、ひとまずレバンガ引き留めを優先して体育館整備を進める、ということなのかと思いました。

なお、地下鉄延伸については目的によって最適ルートが変わってくると考えます。
清田区住民から要望されている清田区役所までの延伸であれば、真っ直ぐ国道に整備するのが安価となりますが、
拠点を繋いでいくことを目的にするのであれば、直線以外の選択肢も生まれるのではないでしょうか。
福住駅から羊ヶ丘通側に延伸させて、札幌ドーム駅を羊ヶ丘通側に造っても良いのではないでしょうか。
その後も羊ヶ丘通であれば、清田地区まで地上ルート(屋根付き)として整備費用を抑えることも考えられますし、
清田区役所付近や平岡地区まで延伸するのか、延伸する場合はルートをどうするかを検討するのが良いのではと考えます。

No.4881 投稿者:狐屋 2023/10/01(Sun) 12:23 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

美香保体育館の後継施設をつどーむ内敷地に建設とのことですが、札幌ドーム同様に通年型リンクを設けるようです。
そんなにリンクの需要はあるのでしょうか?
というか以前の構想だと美香保体育館の跡地にカーリング場のリンクを設けると記憶してましたが、迷走してるように見えます。
https://note.com/dokode/n/na68d54de095e

No.4882 投稿者:札幌闊歩路 2023/10/01(Sun) 23:37 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

> 美香保体育館の後継施設をつどーむ内敷地に建設とのことですが、札幌ドーム同様に通年型リンクを設けるようです。
> というか以前の構想だと美香保体育館の跡地にカーリング場のリンクを設けると記憶してましたが、迷走してるように見えます。

札幌に新カーリング場 市、五輪招致見据え振興  「美香保」軸に
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/725714/

北海道新聞の記事なので信憑性は低いかと思いますが、美香保を軸にとありますね。

札幌市、美香保体育館移転整備へ
https://e-kensin.net/news/152356.html

こちらの記事では、練習場として延命も検討とありますが、後継施設は移転とあるので移転が既定路線だったようですね。
つどーむ敷地はどうなんでしょうね。
東豊線の栄町駅に程近いので、美香保よりは利便性の面で優れていそうです。
ただ、つどーむは雪まつり会場でもあり、冬季間は除雪車の拠点として使われています。
広大な敷地ですが、現状のままでは建設場所は限られており、
ドーム裏の丘珠空港側の緑地(多目的広場)にしか建設できない気がします。
駐車場の位置を大幅に変更する必要がある気がします。

> そんなにリンクの需要はあるのでしょうか?

個人的に小学校時代の多くをスケート授業地域で過ごしたので、
スキーは生涯で10回程度しか経験がありませんが、スケートはコロナ前まで年数回は滑っていました。
以前の美香保は屋外にも無料(貸しスケート靴は有料)のリンクがありましたが、今は美香保体育館の有料スケート場(アイスホッケーリンク)だけですが、
少なくとも、コロナ前までは、屋内体育館でフィギュアスケートを練習する子供たちを目にしますし、
フィギュアスケートではありますが、リンク内を周回している子供たちで混雑していました。

少子高齢化でその需要も萎んでいくとは思いますが、
一定の需要はあると思います。
郊外にある屋内スケート場も行く行くは老朽化で廃止されていくと思われるので、
地下鉄で行ける範囲にリンクがあるのは良いことだと思います。

No.4883 投稿者:Kitakumin 2023/10/02(Mon) 00:04 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

狐屋さん
現在、札幌市の通年のスケートリンクは月寒体育館と星置スケート場、冬場には美香保体育館が加わります。
月寒と美香保は、少なくともコロナ前には利用者数の多い施設だったと思います。(星置は美香保より一桁少ないようです)
https://www.city.sapporo.jp/sports/shingikai/toushin/documents/siryou2housinn2.pdf#page=36

また、昔の記事を見つけましたが、美香保体育館を更新する際には、スケートリンクとカーリング場を分けて整備することになっていました。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/725714/
その更新施設は東区や北区を候補地とすることになっていました。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/803744
今回、つどーむ内敷地に建設することに決まったのですね。場所については想定どおりという印象です。
カーリング場については、昔予約を試みましたが倍率が高すぎて諦めたことがありますので、1施設増やすのは妥当かと思っていました。

美香保体育館はアクセスがあまりよくないので、跡地利用はどうするのでしょうかね。

No.4884 投稿者:Kitakumin 2023/10/02(Mon) 00:07 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

№4882の管理人さんの書き込みを見ていませんでした(汗)。
貼り付けた記事が重なっていたものもありましたね。失礼しました。

No.4885 投稿者:狐屋 2023/10/02(Mon) 07:20 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

管理人様 Kitakuminさん

ご教授いただきありがとうございました。
スケートリンクは最近、北三条広場に仮設で作られたこともありましたが
札幌五輪を盛り上げるための無理矢理感があったので五輪開催が困難な状況で今後の需要を疑問に思っていました。

No.4886 投稿者:りでべ 2023/10/02(Mon) 18:07 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

Kitakuminさん

美香保公園は道庁の約1.5倍という広大な面積ですが、最寄り駅である北24条駅から6ブロックしか離れていないのがあまり知られていません。
栄町駅とつどーむ入り口まで5ブロック相当なので、実はあまり変わりません。
しかし、美香保体育館は設計が悪く、美香保体育館の入り口が東側にあるので、実質8ブロックも離れてしまっています。

美香保体育館は解体後は駐車場にしてほしいです。野球場3面、テニスコート、公園もあるので市民が使える駐車場にするのが一晩だと思います。
駐車場が狭いのでいつも路上駐車で危険な状態です。最近再整備された農試公園や屯田西公園のような広い駐車場を整備してほしいです。

※別件ですが、
土曜日から札幌闊歩路のサイトが見えない状態が続いていました。アクセスするとsakuraインターネットのロゴが出てきて閉鎖されてしまったのかと焦ってしまいました。

No.4889 投稿者:札幌闊歩路 2023/10/02(Mon) 19:07 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

Kitakumin さん、りでべ さん

>美香保体育館はアクセスがあまりよくないので、跡地利用はどうするのでしょうかね。

たしかに駅から「近い」とは言えない距離ですし、東6丁目通、東4丁目通の道幅も広くないのでアクセスはあまりよくありませんね。

>最寄り駅である北24条駅から6ブロックしか離れていない

たしかに仰るとおり、敷地で考えるとその程度ですね。
川幅も狭く、コンクリート護岸とはいえ、創成川を渡るという心理的距離が遠さを感じさせるのでしょうかね。

> 栄町駅とつどーむ入り口まで5ブロック相当なので、実はあまり変わりません。

つどーむの敷地も広いのでドーム入り口さらに奥まっていますね。
なんとなくの感覚だと、圧倒的につどーむの方が近い印象ですが、結構離れていますね。

No.4890 投稿者:札幌闊歩路 2023/10/02(Mon) 19:35 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

> 土曜日から札幌闊歩路のサイトが見えない状態が続いていました。アクセスするとsakuraインターネットのロゴが出てきて閉鎖されてしまったのかと焦ってしまいました。

ご迷惑をおかけしました。
プログラムの入れ替えなどはしていないので、ホスト側で何か緊急の作業をしていたのかもしれません。

こちらからは通常通りにアクセスできていましたので、
ブラウザのバージョンの差異など、環境によるものかもしれませんね。

No.4893 投稿者:Kitakumin 2023/10/03(Tue) 01:42 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

ヤフー地図で測ってみました(笑)。
北24条駅3番出口(南東側)から美香保体育館入口まで約1.15km(14分)
元町駅5番出口(西側)から同体育館入口まで約1.45km(18分)
栄町駅2番出口(イオン)からつどーむ入口まで約950m(11分)

つどーむの敷地のどこに造るかによりますね。
北西側の篠路通に面した場所であればさほど遠くならないですが、
つどーむの北東側になると、今の美香保体育館よりむしろ遠くなる可能性もあるのですね。
「美香保=遠い」という印象とはかなり違います!

栄町駅から篠路通まで動く歩道付き地下通路を作るのはどうでしょうか。
丘珠空港のターミナル位置にもよりますが、丘珠空港エリアも拠点として今後整備していくことになるわけですから、
駅東側の空港やつどーむ周辺に施設を集約し、駅から歩いていけるようなアクセス改善を行うと、
地下鉄の利用増やバス減便の観点からも、かなり効果的な取組になると思うのですが・・・。

No.4897 投稿者:りでべ 2023/10/03(Tue) 19:18 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

Kitakuminさん

> 駐車場に報道されたような形で施設が建てられる可能性は低いと思われますし、

今日夕方のニュースによると、どうやら報道の通り羊ヶ丘通側の駐車場に整備を検討しているようです。
仮に駐車場に建設されるとした場合、札幌ドームの交差点に架かるペデストリアンデッキからの距離を測ると約500mあり、札幌駅と大通駅の距離より少し短い距離を歩く必要がありそうです。
まだ、正式決定でないことを祈りたいですが、利便性の面で問題が出てきそうです。

No.4898 投稿者:Kitakumin 2023/10/05(Thu) 02:46 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

りでべさん

>今日夕方のニュースによると、どうやら報道の通り羊ヶ丘通側の駐車場に整備を検討しているようです。

検討はしていると思うのですが・・・。
施設の大きさは、目検討で恐縮ですが、現在の月寒体育館で70×80m、記事にある多目的アリーナは90×100mくらい、通年型リンクは70×100m程度かなと予想しています。
駐車場側のメインの通路はそのままにして、そこから羊ヶ丘通側に建てられるだけの敷地があればまだ良いと思うのですが、それは無理なので、メイン通路は潰さなければなりません。
そうすると、地上部には駐車場のスペースがほとんど無くなるうえ、動線の確保が非常に難しくなりそうです。恐らく上手く配置できないと思います。
また、地上は関係者用動線のみを確保すると割り切って、地下にコーチャンフォーのような駐車場を造る方法はあると思いますが、施工費は明らかに割高になると思われます。
また、福住駅からも遠いですよね。ドームの敷地に入ってからも遠いですし、イベントが重なると狭い敷地に人がごった返すことになるため、やはり施設間の距離を適切に確保することと、最寄り駅までの動線を複数確保できるような施設配置を考えて欲しいです。

No.4904 投稿者:りでべ 2023/10/05(Thu) 19:18 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

Kitakuminさん

しつこくて申しわけないです。
本日hbcの夕方ニュースで、はっきりと駐車場に建設、なぜ駐車場に建設かという理由も説明していました。
また、レバンガとは今年の春から協議をしておりホームスタジアム化はレバンがからの話だったようです。
バスケットリーグの新規格に対応する規模となるとのこと。

No.4905 投稿者:札幌闊歩路 2023/10/05(Thu) 21:37 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

りでべ さん

> 本日hbcの夕方ニュースで、はっきりと駐車場に建設、なぜ駐車場に建設かという理由も説明していました。

私も観ました。
なぜ駐車場に建設するのか?という理由の意味合いとしては、
当初はドーム南側の国有地(かつて競馬場の移転が噂された場所ですね)を候補地としていたが、
五輪承知が見通せないため札幌ドームの敷地になったという意味合いが強い気がしました。
ただ、たしかに札幌ドームの駐車場部分で検討していると言っていました。

> また、レバンガとは今年の春から協議をしておりホームスタジアム化はレバンがからの話だったようです。

これは驚きました。
レバンガ北海道から持ちかけていたというのは驚きですね。
バスケットボーリリーグのBプレミアに参入するには、北海道立総合体育センター(きたえーる)では基準を満たさないようですね。

No.4914 投稿者:Kitakumin 2023/10/06(Fri) 16:54 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

りでべさん、管理人さん

当初は、ドームの南東側(国道36号側)が候補地で、
そこが難航したため、南西側(かつての競馬場の移転候補地)も次の候補地になっているものと認識していました。
実現可能性はともかく、地下鉄延伸の検討はしているようですので、
真っ直ぐ延伸した場合に利用しやすいドーム南東側の方がベストだと考えていたと思います。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/914751/?ref=top
この記事にも、「国有地の取得に向けた選択肢は排除せず」「南西側は~、南東側には~」とあります。
今回は、28年完成を目指さなければならない事情から、
新月寒体育館の建設場所を、オリンピックに左右されて取得が確約できない国有地にすることはできないため、
駐車場部分で検討する以外の選択肢はない、ということだと思います。

しかし、施設に駐車場の確保は必要ですし、場所がないために地下に設けるとなると建設費用が膨らみます。
そこで、国有地の取得に向けた交渉は継続して、オリンピック招致に関わらず取得できることになった場合には、
建設費用の上昇を防ぐことを理由として、南東側または南西側に振り替えることになると思います。
国有地の取得ができない場合は、整備計画の詳細を検討した後に、
駐車場の確保等に当初の想定より費用がかかることから400億円から増額する・・という発表が行われるのではないでしょうか。

レバンガについては、BP内が噂されていましたが、
BP側が全額出資してくれるということは考えにくいため、レバンガが施工費の一部を出資しなければならない、
または出資しない場合でも高額の使用料を払うことになると思われます。
一方、市の施設である新月寒体育館であれば、レバンガの使用料はきたえーると比べてもさほど高額にならないはずです。
ただ、このレバンガのホームの話が本決まりなのか、話を持ち掛けられただけで札幌市が理由にしてしまったのかは読み取れませんでした。
BP側にとっても、夏のファイターズ、冬のレバンガとなると年中のバランスが良くなるため、メリットは小さくないと思われるためです。
ただ、28年度中に完成させることがマストであるならば、もう動き出さないと間に合わないことは確かなようです。

今後の展開がまだ読めないところですが、また驚くような発表が行われるかもしれません。

No.4965 投稿者:Kitakumin 2023/10/13(Fri) 02:49 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

札幌市アイスリンク基本構想(案)のパブコメが始められたようです。
https://www.city.sapporo.jp/sports/icerink-kihonkousou.html
新月寒体育館や新美香保体育館の整備については、これまで報道されていたとおりであり、目新しい内容はありませんでした。
新月寒は福住駅から10~20分、新美香保は栄町駅から15分と書かれていました。どちらも利便性はイマイチかもしれませんね。
新月寒体育館をせっかく作るのであれば、北海道と協力して真駒内アイスアリーナと集約させるなど、
もっと将来の維持コストを抑えたり、隣の札幌ドームの利用促進を図るような工夫ができなかったのか、と言いたくなってしまいます。
各施設の利用状況が詳しく示されていたため、参考にはなった・・・という程度の基本構想だと感じました。

No.4969 投稿者:札幌闊歩路 2023/10/13(Fri) 22:59 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

> 新月寒は福住駅から10~20分、新美香保は栄町駅から15分と書かれていました。どちらも利便性はイマイチかもしれませんね。

地下鉄から徒歩数分の場所にある現在の月寒体育館を、
わざわざ徒歩20分もかかる場所に移転して納得する人がどれだけいるのか。
また、現月寒体育館に隣接してカーリング場を建設したばかりなのに、その月寒体育館を移転することに納得できるのか。

月寒体育館、美香保体育館のどちらも移転後の跡地利用については、
「まったく、考えていません」の言い換え言葉である「将来的な可能性などを踏まえ検討します」の状態です。
跡地は◯◯として利用する計画で、これだけの移転効果あるという判断が一切できません。

オリンピック招致が瞑想している中での苦労は理解できますが、
中長期的な土地利用を考えない計画が多すぎると感じます。
跡地利用の展望をしっかり示すべきでしょうね。

利便性を考えたら、月寒体育館は現地での建て替え。
美香保体育館はつどーむ敷地へ移転が妥当だと感じました。

No.4971 投稿者:Kitakumin 2023/10/14(Sat) 01:08 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

基本構想案を慌てて読んだため、大きなことを見落としていました。
このアイスリンク基本構想は、現月寒体育館(=通年型スケートリンク)の後継施設についてのみ触れていますが、
多目的アリーナについては一切触れられていません。

現体育館の整備目的や規模を踏まえると、後継施設は通年リンクだけになるはずです。
一方、オリパラ大会概要案には、新月寒体育館(多目的アリーナ、固定席8400)は「月寒体育館の後継施設」として書かれていました。
https://www.city.sapporo.jp/sports/olympic/documents/olypara_kousinnbann_03.pdf#page=9
レバンガの本拠地として札幌ドーム内に新設することが報道されているように、こちらは実質的にきたえーる(固定席4000、移動・仮設と合わせて10000)に代わる施設なのではないでしょうか?
多目的アリーナも通年リンクも、どちらも現体育館の後継施設としてそれぞれ説明されているのですが、全く別の説明がなされていることに大きな違和感を覚えます。
これって大きな誤解を生むのではないでしょうか?

今回のアイスリンク基本構想は、新月寒体育館と新美香保体育館の移転整備に関する構想です。
その新月寒体育館の構想に、
・札幌ドーム周辺とだけ書かれて敷地内に作ることが書かれていない
・現体育館の後継施設として通年リンクのみを取り出して説明
・同じく現体育館の後継施設としてオリパラ大会概要案に示したアリーナについては一切触れていない
・施設運営についても札幌ドームとの一体運営のみ書かれていて、アリーナについて一切触れられていない
・そのアリーナは道所管のきたえーるとターゲットが重複する可能性が大きい
・跡地利用についても何も書かれていない
こんな構想ってあるのでしょうか??

新月寒体育館の基本構想を作るなら、アリーナと通年リンクの両方について説明しなければならないはずです。
通年リンクが現位置ではなく札幌ドーム周辺に移設するなら、その理由が必要です。
複数施設の一体的な管理運営を理由の一つとするなら、対象施設となる札幌ドーム、アリーナ、通年リンクの3施設を示すことが必要です。
アリーナを作るなら新規の施設なのか、既存施設の後継施設なのかの説明が必要です。
きたえーるを本拠地にするレバンガの本拠地を作るなら、札幌市が作る必要性や、きたえーるとの棲み分けを説明し、新規施設が過剰な施設ではないことを示すことが必要です。
きたえーるは中島体育館の後継施設であり、もしも、きたえーると中島体育館の共存をきたえーると新月寒体育館アリーナに見直すというなら、中島体育館の廃止と合わせて説明することが必要です。
札幌ドーム隣接地は取得の見込みが立っておらず、札幌ドーム敷地内に駐車場を潰して作る可能性があるなら、駐車場をどうやって確保するかを示すことが必要です。
実現可能性のある案とその概算整備費用を示して、候補地ごとの費用比較を行ったうえで札幌ドーム隣接地が優位であることを示す説明が必要です。
現体育館の跡地利用についてはまだ示せない事情があるのかもしれませんが、例えば豊平区役所の建替えとして利用者の利便性の向上を図る構想があるのであれば、そのことを説明すべきです。

オリンピック招致を断念したこのタイミングで、それに関係する施設を、これだけ中途半端で何の判断基準も示さないまま構想案としてパブコメを行うというのは、一体どういうことなのでしょうか?
もっと整理してから示すべき事案かと思うのですが・・・今回はとても残念に感じました。

No.4972 投稿者:道外出身者 2023/10/14(Sat) 19:52 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

オリンピックは2034年も無理そうだとの話が出てきました。そうなると最速でも2038年です。
今から15年後。
慌てて再整備するより、オリンピックを考えずにどれがベストか?を考えても良いように思えます。

No.4973 投稿者:札幌闊歩路 2023/10/14(Sat) 20:27 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

> 多目的アリーナについては一切触れられていません。

資料を読むと、通年型アイスリンク(新月寒体育館)は、 多目的アリーナを併設する1つの大きな施設である。
という事にしたいのだと感じました。

本来としては、地下鉄駅に近い月寒体育館を現在地で建て替え、通年型アイスリンクと多目的アリーナを建設するのが地域や利用者において最善だと考えます。
ただし、そうすると解体期間中の代替施設をどうするか、月寒屋外競技場は維持できるのかという問題に直面したのだと思われます。

> 札幌ドーム敷地内に駐車場を潰して作る可能性があるなら、駐車場をどうやって確保するかを示すことが必要です。

もし、スポーツ交流拠点構想が動き出すなば、札幌ドームの駐車場ではなく(駅から遠くなるのは承知の上で)スポーツ交流拠点の敷地に建設するのもありかもしれません。
そうすれば札幌ドームの駐車場も維持できそうですね。

「札幌市アイスリンク基本構想(案)」を読んで、
相変わらず、関連する他構想と連携が取れていない、人口増加時代の思考から脱却できてい、少子高齢化を真剣に考えていないと感じます。
オリンピックは少なくとも2038年までは開催されることは事実上なくなりましたので、
スポーツ交流拠点構想、新展示場整備基本計画、札幌市アイスリンク基本構想(案)、新MICE施設整備基本計画(案)のすべての計画を一旦中断し、
抜本的に根本から見直すことが必要だと感じます。

日本各地で人手不足によるバス路線の廃止、タクシー運転手不足による移動困難が露呈しており、
シャトルバスでピストン輸送という事も困難になります。
人手不足による道路の除排雪もどんどん悪化していきます。
また、札幌ドームは丘の上に建っているので、狭い屋外の階段状通路を登らなければいけませんので、
繰り返しになりますが、
現月寒体育館での建て替えが最適だと感じますね。

No.4975 投稿者:Kitakumin 2023/10/14(Sat) 23:43 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

管理人さん

>資料を読むと、通年型アイスリンク(新月寒体育館)は、 多目的アリーナを併設する1つの大きな施設である。
という事にしたいのだと感じました。

新月寒体育館に備える機能が示されていますが、このページには多目的アリーナについては一切触れられていません。
https://www.city.sapporo.jp/sports/documents/icerink-kihonkousou-honpen.pdf#page=57
アイスリンクよりも8,400席もの固定席を備えるアリーナの方が規模の大きな施設になると思われますが、
ここで一切触れずにこのアイスリンク基本構想を策定し、札幌ドーム周辺にアイスリンクを作ることを既成事実として、
後からアリーナ併設の話を持ち出すことを考えているのであれば、やり方としてフェアではないと感じます。
アリーナ併設が前提だからこの場所を選定しているのではないのでしょうか。そうであれば、そう示す必要があるはずです。
そうでなければ、今の場所(ラグビー場)で問題ないはずです。学校の建替えの場合もグラウンドに建設し、移設しないのが前提です。
ラグビー場の確保が必要であれば、新琴似に新設されるのを待って進めれば良いだけです。
札幌ドームと管理運営を一体化できるというのは詭弁です。1~2km離れていても効率的に行う方法がないかを検討されたのでしょうか。
判断するうえで重要なことを隠して、十分な根拠も示さずに構想をつくるというのは、手続きとしてお粗末ではないでしょうか。
それとも、アリーナの建設をやめるのでしょうか。それならそれで、オリパラ大会概要案にはっきりと書いていますので、説明は必要なはずです。
触れていないのは意図的だと思いますが、一連の進め方について、私は不信感を抱きました。

>もし、スポーツ交流拠点構想が動き出すなば、札幌ドームの駐車場ではなく(駅から遠くなるのは承知の上で)スポーツ交流拠点の敷地に建設するのもありかもしれません。
そうすれば札幌ドームの駐車場も維持できそうですね。

スポーツ交流拠点構想は、札幌ドーム敷地に余剰地がそもそもないため、国有地の取得を前提として描いていたはずですが、
国有地売却については、これまでの報道内容が正しければオリンピック招致が前提のようですので、既に破綻している状況です。
また、余計な経費をかけないためにも札幌ドームの駐車場は維持すべきかと思いますが、土地もないのに本当に札幌ドーム周辺に作るつもりなのでしょうか?

2034年のオリンピック招致を目指すのであれば、今までの構想は維持しつつ、招致時期の「遅れ」だけで説明することも可能だったかもしれませんが(それも苦しいと思いますが)、
2034年の可能性が完全に消えつつある今、オリンピック招致の前提では成り立たなくなりました。
今後は、オリンピック招致がなくても国有地取得が可能となった時点ではじめて、札幌ドーム周辺が候補地に上ってくるのではないでしょうか。

>スポーツ交流拠点構想、新展示場整備基本計画、札幌市アイスリンク基本構想(案)、新MICE施設整備基本計画(案)のすべての計画を一旦中断し、
抜本的に根本から見直すことが必要だと感じます。

仰るとおりだと思います。
抜本的な見直しは不可欠だと思いますし、体育施設も展示施設も市と道の施設が競合していますので、
道も議論の中に引っ張り込んでいただき、道の施設も含めて全体で見直ししていただき、全体で必要な施設だけを効率的・効果的に整備して欲しいです。

オリンピック招致の前提が崩れ、市役所の担当部署の方々は相当に苦労されているのではないでしょうか。
しかし、今このタイミングで、新しいアイスリンクの基本構想案を世の中に出そうと思ったことが、不思議でなりません。

No.4977 投稿者:札幌闊歩路 2023/10/16(Mon) 09:03 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

りでべ さん

> ※別件ですが、
> 土曜日から札幌闊歩路のサイトが見えない状態が続いていました。アクセスするとsakuraインターネットのロゴが出てきて閉鎖されてしまったのかと焦ってしまいました。

大変失礼しました。
もしかすると、Chromeでアクセスされていましたでしょうか。

> プログラムの入れ替えなどはしていないので、ホスト側で何か緊急の作業をしていたのかもしれません。
> こちらからは通常通りにアクセスできていましたので、
> ブラウザのバージョンの差異など、環境によるものかもしれませんね。

ホスト側で何か緊急の作業などではありませんでした。
最新版のchromeは強制的にhttp→httpsへの転送を行う仕様に変更されたらしいのですが、
sakuraインターネットはhttpsの初期画面が用意されており、
chromeによってその初期画面が表示されていたようです。
SSLを設定しましたので、アクセスできるようになったと思われます。

アクセスできないとの報告後もアクセスされているようなので、ブラウザを変えてアクセスしていただいたのかもしれません。
お手数をおかけして申し訳ございませんでした。

No.4978 投稿者:りでべ 2023/10/16(Mon) 13:47 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

管理人さん

> アクセスできないとの報告後もアクセスされているようなので、ブラウザを変えてアクセスしていただいたのかもしれません。

お忙しい中、対処ありがとうございます。
たしかにChromeでのアクセスでした。Edgeでアクセスすると閲覧できたのでChromeの問題だと思っていました。
普段からサイトの保守大変だと思いますが、頑張ってください。

No.4981 投稿者:Kitakumin 2023/10/16(Mon) 19:34 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

管理人さん

私もEgdeを使用しているPCからはアクセスできて、携帯からはアクセスできない状況でしたが、
携帯でもアクセスできるようになり、原因もわかりました。
ご対応有難うございます!
それにしても、サイトの運営って様々なところで大変なのですね・・。いつもお疲れ様でございます。

No.4982 投稿者:札幌闊歩路 2023/10/16(Mon) 21:39 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

Kitakumin さん、りでべ さん

大変お手数をおかけしました。
無事アクセスできるようになったとの事で安心いたしました。

なお、SSLを有効にしましたが、自動的にhttpsにリダイレクトする設定にはしていません。
httpsにするとgoogleの検索ランキングが上がるようですが、広告もないのでアクセス数を増やす意味もありません。
通信の秘匿性が確保されますが、機微な情報を扱っているわけではありませんし、
暗号復号化の演算でスマホのバッテリーも消費するデメリットもありますので、
httpsでなければ接続拒否される仕様になるまでは、httpアクセスとする予定です。

sakuraインターネットはコントロールパネルが用意されているので、
Linuxの本がなくてもある程度の環境構築できるので助かっています。

No.4995 投稿者:Kitakumin 2023/10/19(Thu) 01:36 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

№4971と4975に、アイスリンク基本構想に対してかなり否定的な考えを書いてしまいました。
アリーナ整備のことをこの構想に示すべきという考えは今も変わっていないのですが、
アイスリンクとアリーナの両方を狭い駐車場に整備する方法を色々と考えてみました。
一つの案として、アイスリンクを地下、アリーナを地上(もしくはその逆)にするなどの立体的な構造とする方法が考えられるかもしれません。
その場合、今の月寒体育館と比べると相当ゴツい施設になるとは思います。

レバンガのホームを造ることが目的であれば、それにどこまでお金をかけるべきかは議論が必要かと思います。
2038以降、持ち回りのオリンピック開催に対応が必要になるのであれば、将来的には役立つ施設になるのかもしれませんが・・。
どこかの既存施設の改修では対応できないのでしょうか?

また、駐車場が減少する分の対応として、新千歳空港やBPと同様に立体駐車場で確保することは可能かもしれません。
サッカーの天然芝のスペースは今のまま続くのでしょうか。

色々考えても納得のいく答えが出てこないので、しばらく様子見してみようかと思います。

No.4996 投稿者:札幌闊歩路 2023/10/20(Fri) 09:15 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

> どこかの既存施設の改修では対応できないのでしょうか?

あまり詳しくはないのですが、きたえーるでも競技場として基準には対応しているけど、付帯施設不足により基準を満たさないという報道を見た覚えがあります。
容積率さえ問題なければ、論理上はきたえーるも改修可能ではないかと思われます。

> 色々考えても納得のいく答えが出てこないので、しばらく様子見してみようかと思います。

そうですよね、札幌市もそれらを深く考えるためにも、
以前にも申しましたけど、スポーツ交流拠点構想、新展示場整備基本計画、札幌市アイスリンク基本構想(案)、新MICE施設整備基本計画(案)のすべての計画を一旦中断する必要もありだと思っています。

個人的な考えになりますが、
中島公園のMICEが再始動するなら、その規模を拡大し、思い切って東札幌の札幌市産業振興センターやコンベンションセンターと集約する。
その跡地にアイスリンクや多目的アリーナを建設のも十分ありだと思っています。

中島公園のMICEは新展示場整備基本計画と一体化するでもいいと思います。
コンパクトシティは市民だけに有益なものでないと思いますので、集約していくことも考えてほしいと思っています。

また、サッカーのJリーグは秋春制に移行する方向で動いています。
欧州のプロリーグでは、人工芝や混合芝の球場での試合をするところもあるそうです。
Jリーグも人工芝が認められれば、札幌ドームの天然芝育成スペースは不要となるかもしれませんね。
もし、そうなれば立体駐車場を整備したり、
アイスリンクや多目的アリーナの建設も可能になるかもしれません。

これらは、いずれもレバンガのトップリーグ維持には間に合わないのが欠点です。

No.5132 投稿者:Kitakumin 2023/12/08(Fri) 01:26 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/950506/
抜粋します
・レバンガ北海道の新たな本拠地として想定し、札幌ドーム(豊平区)南西側の駐車場に整備する方向で最終調整している多目的アリーナについて、民間企業との共同整備を検討する考えを明らかにした
・税金を投入する公共施設にVIPルームを設けることは市民から反発を招く可能性があり、整備上のハードルになるとみられていた
・秋元氏はアリーナ運営や周辺の活性化策も含め、民間企業と共同で取り組みたいとの意向を示した
・多目的アリーナは、月寒体育館(豊平区)の後継施設となる新月寒体育館の一部として整備する方針
・市長は新月寒体育館の場所について「市有地をメインに考えていかねばいけない」と述べ、札幌ドーム敷地内で調整するとした

策定中のアイスリンク基本構想には一切触れられていませんが、やはり新月寒体育館の一部として多目的アリーナを札幌ドーム敷地内に整備するのですね。
全く新しい機能である多目的アリーナを整備することについて、いつどうやって決まったのでしょうね。
公共施設にVIPルームを設けることは反発を招く可能性があるため、民間企業との共同で取り組むということのようです。札幌市の負担は?
アリーナの整備に反対しているわけではありませんが、なし崩し的にアリーナを整備してしまおうという意図があるように感じられます。時代錯誤もはなはだしい。

また、アイスリンク基本構想については、10月の経済観光委員会で説明と質疑が行われたようでした。会議録を見つけました。
https://www.city.sapporo.jp/gikai/html/documents/06_keizaikannkou_051002.pdf#page=16
新月寒体育館のアリーナ整備については、誰も何も質問しません。
また、現体育館の跡地利用についてもこれから検討するとのことでした。

No.5133 投稿者:りでべ 2023/12/08(Fri) 12:21 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

> 現体育館の跡地利用についてもこれから検討するとのことでした。
例えば、跡地を民間へ売却して、その売却益で多目的アリーナを建設するなら市民の理解が得られやすいかしれませんが、それにしても場所が大きな問題です。

まず、今の月寒体育館は地下鉄からすぐの場所にあります。その後継施設を、札幌ドームの敷地内に建てるという市民や利用者を無視した計画であるということです。

札幌ドームでさえ不便な場所で、高低差がる長い階段を使う必要があるのに、更にそこから遠い場所に多目的アリーナを建設するなんてありえません。

これに連動して東豊線を1駅延伸するという隠し玉があるなら話は別ですが、そんな事はありえないでしょうから、本当に無謀な計画だと思います。

No.5253 投稿者:狐屋 2024/02/03(Sat) 08:36 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

どうやらレバンガの件はきたえーる改修で乗り切るようですね。
ドーム敷地内の多目的ホールはオリンピック招致断念で国からの補助がなくなったことにより「検討中」に格下げの模様。
一方きたえーるはVIPルーム造設で済むよですが、道立なので費用負担の調整が必要とのこと。
日ハムの件もありますからレバンガは逃したくないのはわかりますが、オリンピックを見てもわかるように日本国民全体が野球以外のスポーツに不信感(ちなみに芸術祭にも)というか関心が薄いので市民や道民の理解を求めながら計画を進めるのは困難でしょう。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/971088/?ref=top

No.5255 投稿者:札幌闊歩路 2024/02/03(Sat) 20:30 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

間に合わない可能性を考慮して北海道立総合体育センターを改修。
札幌ドーム敷地内の多目的アリーナ建設を「白紙撤回」した訳ではなさそうですね。
きたえーるも改修して、さらに札幌ドーム敷地内に多目的アリーナも建設という可能性もまだ残っていそうですね。

多目的アリーナを建設するなとは言いません。
月寒体育館や美香保体育館の後継施設問題にも関係します。
建設するのであれば、
現在の月寒体育館よりも交通の便が不便にならない場所を選ぶ必要があると思います。

No.5289 投稿者:Kitakumin 2024/02/19(Mon) 00:02 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

しばらく諸事情によりご無沙汰しておりましたが、また少しずつ参加させていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

アイスリンク基本構想が策定されておりました。
https://www.city.sapporo.jp/sports/documents/sapporoshiaisurinkukihonkousou.pdf
パブコメの結果も掲載されていますが、構想自体に目立った変更はなさそうです。
アリーナについては一貫して基本構想から切り離されているため、触れられておりません。

きたえーるを改修し、さらに多目的アリーナ建設というのはあり得ると思いますが、
間に合わないからそうなるだけで、間に合うようなスケジュールで進めていれば一方は不要になるはずです。
アリーナを諦めるという説明があるなら、きたえーる改修は納得いくのですが、一方、アイスリンクを札幌ドーム敷地内に移転する理由が無くなってしまいそうです。
このままアリーナ問題を宙に浮いたままにしておくのは、いずれにしても進め方としてはあまり芳しくない気がします。

No.5316 投稿者:札幌闊歩路 2024/02/22(Thu) 09:33 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

資料中に寄せられた意見が掲載されていますが、

> 月寒体育館移転計画方針である札幌ドーム敷地内においては、レバンガ北海道のホームアリーナとして多目的アリーナを整備するとの報道もあるが、このことと本アイスリンク基本構想との関係はあるのか。

本構想は、市内におけるアイスリンクについて、将来に向け必要な対応を明らかにすることを目的としており、アリーナに係る内容は含んでおりません。なお、アリーナは、「札幌ドーム周辺地域におけるスポーツ交流拠点基本構想(R4.1 策定)」において、拠点形成に向けた「みる」スポーツ機能の強化のため、整備を検討することとしています。

という回答が掲載されています。
アリーナは札幌ドーム敷地内ではなく、「札幌ドーム周辺地域におけるスポーツ交流拠点基本構想」扱いに変わったともとれますね。

相変わらず札幌市はしっかりしたビジョンを描けていないなと感じます。
以前も言いましたが、一旦すべての計画を休止して、
全体的な見直しをしてから進めた方がいいのではないかと思ってしまいます。
民間に頼るのはいいのですが、
札幌市が長期的なビジョンを持って全体共有できていなければ、バラバラの開発が進行してしまいますよね。

No.5327 投稿者:Kitakumin 2024/02/24(Sat) 10:32 Re: 札幌ドーム周辺にスポーツ交流拠点

管理人さん

R4.1策定のスポーツ交流拠点基本構想にはアリーナの整備を検討することとなっていますし、
オリンピックの落選時にも備えた書き方にはなっていますし、既存施設の集約や民間活力の導入などお決まりの文言は並べられていますが、
少なくとも新しい施設を作る必要性についての説明は皆無です。
また、基本構想を読んだ人は、当時はオリンピック招致を前提としていたので、ここに施設を集約することに理解を示したのだと思います。
そして、オリンピックの計画では、新月寒体育館を整備して、オリンピックでは現月寒体育館と両方活用し、終了後に現月寒体育館を撤去することを示していました。
月寒体育館の後継施設と位置づけています。
アイスリンクは実際に後継施設なので理解できるのですが、アリーナは本当にどこから出てきたのでしょうか。

・・という疑問に対して、R4.1の基本構想を持ち出して説明するのですよね。

計画が破綻したのであれば、まず基本構想や配置計画を見直ししないのでしょうか。
私も一旦すべての計画を休止すべきだと思いますし、市議会などで議論されないのかなとも思います。

なお、私はアリーナ建設にも交流拠点整備にも賛成なのですが、
新しく作ることの必要性や、ほかの施設と重複しないように調整することを明らかにせず、
表面だけで誤魔化そうとしているように見えるのが残念なのです。
長期的なビジョンが見えないのも残念です。
札幌市の今後のまちづくりは、こんな風に進んでいくのでしょうか?

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