新さっぽろ駅周辺地区再開発

厚別副都心G地区・I地区の市営住宅が解体され、跡地の再開発が決定しました。
G地区は私立大学、I地区には商業・ホテル・医療、タワーマンションを建設する公募案が採用されました。
長い道のりですが、少しづつ変化していく様子を追っていきます。

新さっぽろ駅周辺地区再開発7

I街区再開発の完工が近づいてきています。

先行開業していた医療施設とアクティブリンク(楕円形の空中歩廊)が通行可能になっています。

アクティブリンクは7つの施設と接続されます。
アクティブリンクの支柱が外径側にしか存在しない構造に驚かされます。

医療施設側から見たアクティブリンク方向の様子です。
アクティブリンクと各施設を結ぶ連絡通路もガラスが多用されています。

アクティブリンクはプレミストタワー新さっぽろにも接続されています。
こちら側も外径側にしか支柱が存在していません。

アクティブリンクの内側は支柱や壁が一切なく全面ガラス張りになっています。

アクティブリンクとも接続される商業施設BiVi新さっぽろとJR新札幌駅の北側駅ビル(duo-2)を結ぶ空中歩廊です。

空中歩廊の外観は接続するBiVi新札幌の外壁とそっくりです。
残念なことに空中歩廊のほとんどは壁で囲われており、歩行しながら外の風景を楽しむことはできません。

空中歩廊の小窓にカメラをかざして撮影した南側の風景です。
建て替え中のドーコンビル、JR千歳線、商業施設サンピアザが望めます。

空中歩廊の小窓からカメラをかざして撮影した北側の風景です。
ホテルエミシア札幌や札幌北辰病院などが望めます。

商業施設のメインテナントとなるBiVi新さっぽろは2023年11月頃に開業する予定です。
やはり当初の計画から規模が縮小されているようです。

空中歩廊とアクティブリンクを結ぶ通路が仮説通路として通れるようになっています。
建設中のBiVi新さっぽろの店内を縦断する通路となっており今しか見られない風景です。

商業施設の裏手にはラ・ジェント・ホテルの建設が進んでいます。
こちらも、当初計画から規模や外観が何度も変更され、規模が縮小されているようです。

新さっぽろ駅周辺地区再開発6

I街区の全体の再開発が進んでいます。

移転新築される3つの病院と複合医療施設の外観が姿を現しました。
中央に見える楕円形の空中歩廊(アクティブリンク)と共に2023年7月に先行して開業する予定です。

アクティブリンクは3つの病院、複合医療施設、立体駐車場、ホテル、商業施設と接続されます。
内側に柱がなく全面ガラス張りとなっています。

既存施設の解体が終わり、跡地で大型複合商業施設(仮称)BiVi新さっぽろの建設が始まりました。
JR新札幌駅まで空中歩廊で接続される予定です。

G街区の再開発は完了しています。
札幌学院大学新札幌キャンパスと札幌看護医療専門学校が開校しています。

火災により解体されたドーコン本社ビルの建替工事も進んでいます。
建て替え前よりも若干小さい延べ面積16,655.55㎡、高さ52.6mの自社オフィスビルとなります。