パブコメ情報をこのページで時折チェックしているのですが、凄いことになっていました。
https://www.city.sapporo.jp/somu/pub-comment/index.html
今募集中の案件が16件もあり、ほとんどが年末に出されたものでした。
(募集期間R5.12.26~3件、12.25~3件、12.22~4件、12.21~5件、12.18~1件)
年度内の計画策定を目標としているのかもしれませんが、こんなにも集中するものなのですね。
このうち、まちづくり計画に関係して、気になるタイトルは4件ありました。
「もみじ台地域まちづくり指針」「第2次札幌市観光まちづくりプラン」「札幌市交通事業経営計画改定版」「第2次札幌市産業振興ビジョン」
まず、もみじ台地域を斜め読みしてみました。
https://www.city.sapporo.jp/keikaku/kougai/momiji/documents/11_honsyoban-ikkatsu.pdf
皆さまご承知のとおり課題だらけの地域であるため、今示されているメニューで現状を打開できるかとなると、まだまだ不足していると感じたのが正直なところです。
正月に少し読む時間がありそうですので、考えがまとまれば自分も意見を提出してみたいと思います。
皆さまも気になる計画等がありましたら、この機会にご意見を提出されてはいかがでしょうか。
こんにちは、Kitakumin さん
パブコメ集中していますよね。
いつも思うのですが、札幌市Webにおいてパブコメ募集に気づけるのは新着情報に一瞬掲示される程度ぐらいですよね。
毎日新着ページをチェックしていたり、パブコメのページをブックマークしているなら別ですが、
ほとんどの人がパブコメを募集していることすら気づいていないと思います。
審議会でも、「パブコメを募集しましたが、意見はありませんでした。」という事がほとんどです。
パブコメ募集期間中ぐらい、トップページにパブコメ募集していると分かるよなに、目立つような表示をした方が良いと感じます。
> まず、もみじ台地域を斜め読みしてみました。
もみじ台地域の再生について、現在blogの記事として書いているのですが、
大胆な再編がなければ再生は厳しいと思っています。
地形の問題もあり、なかなか難しいのですが、新札幌とのダイレクトアクセス、JR新駅新設、道路再編がキーワードになるかと思っています。
管理人さん
>パブコメ募集期間中ぐらい、トップページにパブコメ募集していると分かるよなに、目立つような表示をした方が良いと感じます。
同感です。ほとんどの市民はパブコメ情報に気付かないですよね。
トップページの右側に「まちづくりに参加する」という欄があり、そこで探せるようになったので、こまめにチェックする人は困らない・・という状況かと思います。
せめて毎回トピックスに挙げてくれるといいのですが。
>もみじ台地域の再生について、現在blogの記事として書いているのですが、
blog記事楽しみです!パブコメに「webを検索してアイデアを見つけてください」と書いてもいいでしょうか(笑)。
>大胆な再編がなければ再生は厳しいと思っています。
>地形の問題もあり、なかなか難しいのですが、新札幌とのダイレクトアクセス、JR新駅新設、道路再編がキーワードになるかと思っています。
先日274号を走った際に、虹ヶ丘から新札幌に寄ることになったのでJR線路の近くを走ってみました。
確かに地形の問題があり、地図を見て考えるのとは異なり制約がいろいろとありそうです。
3つのキーワード、どのような再生案に結び付くのか楽しみです。
もみじ台は、札幌の都心部や新札幌とのアクセスを考えると市内では不利な立地に見えますが、
北広島や千歳までの広いエリアで捉えて、大胆な再編を目指すのであれば、東端という立地や大きな団地や空き家が多いことはプラス要素になると思います。
こうした地域再生に道路整備(ここでは西の里地区との幹線道路整備?)は必須かと思うので、真駒内や篠路のようにセットにして考える必要があると思うのですが、
道路整備や団地の再編を含めることはどうやって決めているのでしょうか?
真駒内を見ているとUR団地や道営住宅は対象に含めない、もみじ台は北広島との市境なので道路整備を含めない、という決め方なのではないかと勘繰ってしまいます。
札幌市のパブコメの結果が3月の最終週に沢山掲載されていました。(12件)
https://www.city.sapporo.jp/somu/pub-comment/index.html
3月中旬以降のものについて、いくつか内容を確認してみました。
○もみじ台台地域まちづくり指針(案)
https://www.city.sapporo.jp/keikaku/kougai/momiji/documents/shishin_publiccomment.pdf
意見は74件、類似意見を集約して66の意見と回答が示されていました。
地下鉄・JR・道路などの整備に関する意見(16-19)に対してはゼロ回答でした。
道路整備についてはもう少し前向きな回答でも良いように感じましたが、「多額の費用がかかることから~慎重な検討が必要」とのことです。
○札幌市交通事業経営計画改定版(案)
https://www.city.sapporo.jp/st/zaimu/documents/2024publiccomment.pdf
意見は91件、交通事業の経営計画に対する意見ということで、交通局の所管外と思われる地下鉄の延伸に係る意見はなく、同じく所管外のバス事業に対する不満などが多少見られました。
○第2期さっぽろ連携中枢都市圏ビジョン案
https://www.city.sapporo.jp/kikaku/renkeichusu/dai2ki_vision/documents/publiccomment_result.pdf
意見は68件、様々な意見が寄せられており、唯一読んでいて面白いと感じたのがこのパブコメでした。
ラピダス関連の要望は多いと思っていましたが、雪冷房の提案が2件ありました。
定型文ながら、今後取組を進める上で参考とするとありましたので、今後の具体的な取組に注視していこうと思いました。
○第2次札幌市観光まちづくりプラン(案)
https://www.city.sapporo.jp/keizai/kanko/plan/documents/ikengaiyou.pdf
意見は5件のみでした。
○第2次札幌市産業振興ビジョン(案)
https://www.city.sapporo.jp/keizai/top/keikaku/documents/pabukomejissikekka.pdf
意見は35件、半導体関連のものも少しありました。回答にGX関連の取組が説明されているものが多くありました。
パブコメの案件も多かったためか、全般に意見が少ないように感じました。また、初めから検討に活かすつもりがないと感じられた回答も見受けられました。
検討会等により案が作られたものは、意見の内容について検討会で審議されているのでしょうか。
パブコメの実施は重要な手続きだと思いますので、もっと広く周知されて、多くの意見が出されて、今後の検討にもっと反映されるような仕組みが必要に感じました。
Kitakumin さん
いつも情報ありがとうございます!
定型文のような市側の回答がありますが、いつもながら本当に無責任な回答だなと感じています。
無理ものは無理なのですから、真摯に回答する必要があると思います。
事後評価でどの程度パブコメの意見を取り込んだのか数値で表すようにしないと、
パブコメ制度自体が形骸化してしまう気がします。
もみじ台地域の街づくりの記事を拝見しました。
blogに掲載されてからしばらく気付かず、申し訳ございません。
http://sapporokapporo.sakura.ne.jp/content/?p=7721
もみじ台地域のまちづくり指針は今年3月に策定されましたが、内容はいたって常識的なもので、市営住宅等の公共施設利用の再編や跡地活用に限定された取組となりそうです。
多様な世代の流入が促されるような街づくりに発展させたければ、もっと大胆に視野を広げて議論を進める必要があると思うのですが。
もみじ台団地とJR千歳線は近そうで遠い関係にあると思います。
新駅を設置した場合でも、野津幌川で駅側(青葉町)ともみじ台地区が分断されるため、もみじ台にその効果を波及させることは難しいと考えていました。そのため、非現実的と思いながらも自分は野津幌川の真上に新千歳線を移設するアイデアを考えたことがありましたが、そもそもJR線移設のハードルが高すぎて議論につながることはあり得ません。
これに対し、新札幌駅からのダイレクト道路や新駅からの道路等により青葉町ともみじ台をつなぎ、その道路を軸とした区画整理や再開発を行うというアイデアであれば、基本的に札幌市主体の取組となるため、実現可能性もあると考えますし、住民や企業の流入が続く活気のある街に変貌させることも十分可能と考えます。
まずは、新駅からもみじ台地区まで東向きの道路を一本通すだけでも、大きな変化につながると考えますので、本気で検討してもらえないかなと思っております。
今回の管理人さんのご提案が転機となることを切に願っております。
現在、札幌市地域公共交通計画(案)のパブコメが行われているようです。
https://www.city.sapporo.jp/sogokotsu/publiccomment.html
9月17日締め切りとなっております。
案の中身については、これから読んでみたいと思います。
多くの意見が寄せられて、前向きな議論につながっていくと良いと思うのですが・・・、どうなるでしょうか。
Kitakumin さん
情報ありがとうございます。
資料で石狩市と札幌市(麻生または栄町)を結ぶモノレールの構想についてまったく触れられていないのがとても気になりました。
実現性が低いと考えられているのか、石狩市から札幌市に何の事前協議も行われていないのか、
真相はわかりませんがとても気になった部分です。
また、少子高齢化により、除雪レベルが大きく低下(現在の水準を継続するのは困難)していくにもかかわらず、
バスや車道を走る次世代型交通システム、デマンド交通をに偏るのも疑問に思います。
除雪がレベルが悪化していくと、冬の渋滞が常態化化してしまい、車道を走る公共交通は十分に機能していかなくなる可能性があります。
降雪というハンデがある札幌においては、軌道内進入禁止という法令的な優先権がある路面電車はバスの代替として最適だと思います。
この試料中にも記されていますが、検討中の次世代交通システムについて、
除雪の問題、運転手不足の問題があり、次世代交通システムを維持・拡大していくのは相当のコストがかかると思われます。
次世代交通システム車両がFCVなのであれば、路面電車も架線不要のFCV化することも十分可能であると考えます(数年前からJR東日本がFCV車両を試験中)。
どちらも車両の開発に高額な費用がかかると思われますが、
除雪の問題、運転手不足を考えれば、FCV路面電車も十分選択肢に入ると思います。
仮にパブコメで反対が過半数を超えても何も変わらない気がしますが、
札幌市は冬季間のバスは定時運行している、冬季間の道路は渋滞がない、冬季間の幹線道路は除雪の問題がないとでも思っているのでしょうかね。
市民が思うことがあっても、市職員が人口減を過剰に懸念して躊躇している感じでしょうか?
モノレール構想も2010年を境に進展がありませんし、2010年の協議でも「近い将来、人口減少が見込まれるため実現性は低いだろう」と返答されています。
とにかく札幌市は中心部の集積化に固執して、郊外の利便化に躊躇しているように見えます!
実情を書いた私が書いたこちらのnoteも見ていただけると嬉しいです。
↓
https://note.com/love_sayayui2733/n/na46160efb0da
管理人さん
確かに、モノレール構想については触れられておりませんね。(自分もすっかり忘れておりました・汗)
協議らしい協議が行われておらず、札幌市として検討する以前の事案だと思われますので、驚きはないのですが、
一言くらい触れてあげても良いような気もします。
バスの運転手不足などの多くの課題に対しては、バス路線の集約と新世代交通システムで対応していけるという判断なのでしょうか。
新システムについては冬場の運用実績がなく、そこが課題になるのですから、考えられる運用方法をまず示して欲しいです。
除雪を強化してササラ電車並みにするのか、それともロードヒーティングを整備するのか。
きっとヒーティングは行わないような気がしますが、除雪が追い付かないときにどうするのでしょうか。
更に、バス運転手と同様、除雪の担い手が減り続け、除雪レベルが低下することが危惧されていますが、
どうやって公共交通を維持していくのでしょうか。
積雪寒冷地においては、将来に通じる安定的な公共交通システムを構築することが最重要課題だと思うので、
バス集約、新交通システム、軌道系の延伸などの考えられる対策を、整備・運用・将来性についてシビアに比較評価して欲しいです。
また、Terraさんも指摘されておりますが、
人口減少が見込まれる中では、いかなる公共交通の整備もできないのでしょうか。
既成の市街地において、大きな変化がなければ確かに人口減少は進んでいくのでしょうが、
ラピダスの誘致という一つのきっかけで、千歳周辺では既に人口増加が進んでいて、今後も多くの企業進出が見込まれています。
再生可能エネルギーのポテンシャルも大きく、企業の本社移転も進みつつあり、GX関連での莫大な投資も行われる地域となり、インバウンドも増加しています。
そうした状況下において、清田区や厚別区については、駅の新設や駅周辺の高度利用を進めて人の往来を増やす施策を実施することで、人口増につなげることは可能なのではないでしょうか。
バス路線の維持も困難な今だからこそ、「人口減少するから公共交通の整備は実現しない」ではなく、「今をチャンスと捉え、人の往来を増やし地域を発展させるために公共交通の整備を実現させる」ことをそろそろ目指してみてはどうなのでしょうか。
Kitakuminさん
>「人口減少するから公共交通の整備は実現しない」
“実現できない”のだと思います。
人口が減少するという大前提の中、さらに工事費が高止まりしている中、さらなる公共交通の整備は難しいと思います。
一部地域で人口は増えているのかもですが、総体としては依然として東京への流出が止まっていません。
今後は既設の公共交通機関を何とか維持するのが精一杯な気がします。
確かに現状を維持するのに精一杯かもしれませんが、宇都宮のLRTはどうなるんでしょうか?
人口がピークの頃に事業が始まって、開通した時には既に減少していました。
それでも効果は抜群で、課題となっていた横方向の移動が便利になって好評です!
なので一概に全部躊躇する必要はないと思うんですよね。
箱物はある程度実行しているので、交通機関ももっと頑張って貰えませんかね…
再拡大は出来なくても、主要区間の増便・集約強化ならまだまだ可能だと思ってます。
TERRAさん
宇都宮のLRTはあまり詳しくないんですが、積雪寒冷地と比較してもコストのかかり方が違うのではないでしょうか?
札幌ですと、冬季間は路肩に雪を堆積していきますし、難しいですよね。
設計モドキさん
こちらに返信していませんでした。
>“実現できない”のだと思います。
札幌市が主体なので「実現する・しない」「実現させる・させない」「実現を目指す・目指さない」という表現の方が合っていると思っています。
もちろん、実現する、させる、目指すかどうかを決めるにあたって、「実現できる・できない」の状況判断は必要です。
札幌市は「できない」ことを理由に実現させる舵取りをしていませんが、「できる」理由を考えようという姿勢が足りておらず、最初から「できない」ありきでその理屈を並べているように感じています。
こういった意図から、「できない」ではなく敢えて「しない」と記述しました。
- YY-BOARD -