たまたま石狩湾を眺める機会があったのですが、何もなかったはずの海に風力発電の風車が沢山並んでいました。
検索してみますと、合同会社グリーンパワー石狩が112MWの洋上風力発電施設(8MW×14基)を設置して、年明けの1月1日には商業運転の開始が予定されているようです。
https://windjournal.jp/118667/
この関係では、風力発電の出力変動の緩和のため、出力100MW、容量180MWもの蓄電池システムも設置されたようです。
https://project.nikkeibp.co.jp/ms/atcl/19/feature/00024/00035/?ST=msb&P=3
以前、関西電力が大型の洋上風力発電を計画しているという話もあったため調べてみると、現時点では何と11もの計画があるようでした。
https://windjournal.jp/118465/
仮に全ての計画が事業化されると、最大出力の単純な足し算では、今回設置された洋上風力発電の100倍以上の発電規模となり、私の想像をはるかに超えたものとなっていました。
また、石狩市では、石狩湾新港地域以外に新たな産業用地となる場所の確保に向けて調査を進めているようです。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/950477/
上記のような、洋上風力発電や鉛蓄電池などの再生可能エネルギー関連施設だけでも相当なものと思われますが、
大型物流基地の需要や、ラピダス関連の半導体関連企業の誘致も想定するなど、将来を見据えた動きのようです。
また、例のロープウェイ構想についてのサウンディング調査が行われていましたが、
既に7社の応募があり、最終的には9社になる可能性があるとの記事がありました。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/951063/
こんなに多数の応募があるのは正直なところ予想外でした。
昔住んでいた石狩市ですが、市役所の取組や石狩市内での動きには昔から驚かされることが多く、
自分の中では最も将来が想像できない市となっております。
今後、どのように発展していくのか、それが札幌市や道央圏と連携されるのか、今後はどんな新しいネタを提供してくれるのか。
もしかすると、石狩市の動きが将来の道央圏の産業発展の鍵になるかもしれません。
こんにちは、Kitakumin さん
砂浜時代、石狩新港の浚渫時代を知っている自分からすると石狩市の変貌ぶり目を見張るものがありますね。
五線浜?にちょっとした港があったと記憶しています。
たしか石狩市では超伝導送電の実験を行っていましたよね。
ラピダスはグリーンエネルギーにも力を入れているので。
千歳市まで超伝導で送電するとどれだけの費用がかかるのわかりませんが、実現したら面白そうです。
> また、石狩市では、石狩湾新港地域以外に新たな産業用地となる場所の確保に向けて調査を進めているようです。
> https://www.hokkaido-np.co.jp/article/950477/
> 上記のような、洋上風力発電や鉛蓄電池などの再生可能エネルギー関連施設だけでも相当なものと思われますが、
石狩、札幌、千歳、苫小牧は太平洋から日本海まで車で約1.5時間しか離れていない広大な平野です。
石狩市がクリーンエネルギーの発電拠点となれば安定した収入が得られるかもしれません。
さらに、外気冷房や雪冷房による夏季のクリーン冷房が実現すれば、
風が強いだけ、寒いだけ、豪雪なだけでお金が稼げるという夢のような話になるかもしれません。
> 既に7社の応募があり、最終的には9社になる可能性があるとの記事がありました。
> https://www.hokkaido-np.co.jp/article/951063/
> こんなに多数の応募があるのは正直なところ予想外でした。
数社あればいいかなと思いましたが、正直これはなり驚きです。
> 今後、どのように発展していくのか、それが札幌市や道央圏と連携されるのか、今後はどんな新しいネタを提供してくれるのか。
> もしかすると、石狩市の動きが将来の道央圏の産業発展の鍵になるかもしれません。
札幌北IC付近から(欲をいえば、都心アクセス道路直結)屯田を経由して石狩新港を結ぶ高速道路の整備も期待したくなってしまいます。
札沼線も再び貨物を扱い、篠路から石狩市へ分岐させれば、
太平洋から日本海まで鉄道による物資輸送も可能になりますね。
と、とんでもないことを妄想してしまいます。
管理人さん
>砂浜時代、石狩新港の浚渫時代を知っている自分からすると石狩市の変貌ぶり目を見張るものがありますね。
>五線浜?にちょっとした港があったと記憶しています。
昔の砂浜時代の写真を探してみましたが、全景が確認できる写真は残念ながら見つかりませんでした。
https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/ki/kouhou/70th/photo/index.html
https://www.ishikari-bay-newport.jp/history/
それにしても、着工からもう50年も経つのですね。航空写真を見ると本当に大きく変わりましたね。
>たしか石狩市では超伝導送電の実験を行っていましたよね。
>ラピダスはグリーンエネルギーにも力を入れているので。
>千歳市まで超伝導で送電するとどれだけの費用がかかるのわかりませんが、実現したら面白そうです
数年前は聞いていた話だったのですが、最近あまり耳にすることがなくなりました。
リンク切れは多いようですが、石狩市のHPを見ると力が入っていたようです。
https://www.city.ishikari.hokkaido.jp/soshiki/kankyo/20401.html
これだけ発電施設も消費施設も増えていますので、陽の目を見て欲しいですね。
>さらに、外気冷房や雪冷房による夏季のクリーン冷房が実現すれば、
>風が強いだけ、寒いだけ、豪雪なだけでお金が稼げるという夢のような話になるかもしれません。
外気冷房というのがあるのですね。
外気の直接導入ではありませんが、間接外気冷房システムが既に、石狩のさくらインターネットのデータセンターで実装されているようです!
https://www.kajima.co.jp/news/press/202107/29a1-j.htm
雪冷房システムはモエレ沼のガラスのピラミッドで使われていたと思いますが、多くの施設で導入されて欲しいと思います。
データセンターとの相性も良さそうですので、石狩では特に可能性がありそうです。
石狩の新たな産業用地はどこに誕生するのでしょうか。
新港地区とも隣接していて、交通の便の良い生振地区が大規模な工業団地として生まれ変わるのではないかと期待しているのですが、
広大な土地を利用して大容量の貯雪庫を確保し、周辺に雪冷房システムを採用する工場が集積するようになれば理想的です!
>札幌北IC付近から(欲をいえば、都心アクセス道路直結)屯田を経由して石狩新港を結ぶ高速道路の整備も期待したくなってしまいます。
物流施設も本当に多いですし、将来のことを考えると高速道路が作られるメリットは計り知れません。
>札沼線も再び貨物を扱い、篠路から石狩市へ分岐させれば、
>太平洋から日本海まで鉄道による物資輸送も可能になりますね。
>と、とんでもないことを妄想してしまいます。
なるほど!石狩へは手稲接続が良いと思っていましたが、篠路からの分岐であれば用地などの制約は少なそうですね。
八軒駅までの複線化もいずれ実現して、利便性の高い路線に生まれ変わって欲しいです。
- YY-BOARD -