日本最大面積を誇る北海道大学キャンパス内には自然豊かな風景が広がっています。
北大キャンパス内にサクシュコトニ川が流れています。
元は自然の川で開拓により水源が枯れましたが、再生計画により流れが復活しました。
元は植物園の向かい敷地にあったメムからの湧き出た水が流れ込んでいました。
現在メムがあった場所にはタワーマンション「ラ・トゥール札幌伊藤ガーデン」建っているのも時代の流れを感じます。
南側ロータリーです。
このロータリーを望むようにクラーク博士の胸像があります。
この通路は1.2km先までまっすぐに伸びています。
キャンパスとしては地下鉄駅にして3駅分先まで続いています。
元の理学部本館を利用した北海道大学総合博物館です。
館内はノーベル賞受賞した鈴木章名誉教授の常設展示から、札幌市民でもあまり知らないような貴重な資料が多数展示されています。
総合博物館は1930年建造の重厚なゴシックモダンの建造物です。
建物の内外は半円アーチが多用されており、中でも玄関ポーチの尖頭アーチがとても目を引きます。
この先にはイチョウ並木として有名な通路があります。
環境研究科学教育センターの傍らを流れるサクシュコトニ川です。
サクシュコトニ川はこの大野池に流れ込んでいます。
水面はスイレンの葉で覆われ、鴨が泳ぐ姿も確認できます。
イチョウ並木として有名な通路の他にもイチョウ並木があります。
こちらは一度に金色と紅葉色の対比を楽しむことができます。
落ち葉で通路がイチョウの絨毯のようになっています。
遺伝子病制御研究所です。
黄葉、紅葉した樹木と緑のままの針葉樹がとても色鮮やかです。
北大キャンパス内にあるセイコーマートです。
ホットシェフもあり、2階には休憩スペースやジンギスカンもできるテラスもあります。
キャンパス内には歴史的な建造物から近代的な建造物が混在しています。
農学部の玄関ポーチは三連円形アーチです。
紅葉のグラデーションがとても綺麗です。
偶然ではありますが、理学部の建物の外壁色と紅葉の色相がとてもマッチしています。
北大農場へ続くポプラ並木です。
台風による倒木で立ち入りが制限されていた時期もありましたが、現在は規制が解除されています。
北海道大学キャンパス内には約25棟の重要文化財があります。
道内でよく目する様式ですが、札幌農学校第2農場内のこの建物も国の重要文化財に指定されています。
このアングルだとわかりずらいですが、上空から見ると池の形はハート型になっています。
築100年以上の牧牛舎です。
日本の酪農は米国から技術者を招聘して北大第2農場から始まったとされています。
第2農場で一際目を引く模範家畜房です。
建物の2階には日本の農業技術を飛躍的に向上させた当時の米国製農機具が展示されています。
北大構内には全長約800mの環状通エルムトンネルが横断しています。
トンネルは自動車専用道路となっており、歩行者や自転車はトンネル上部に整備された遊歩道を通行します。
エルムトンネル西側の先には北18条駅があります。
環状通が通っているこの辺りが北大キャンパス南北の中間になります。