北6東3周辺地区再開発

卸センター跡地の再開発となる北6東3周辺地区再開発の第2段階として、北6東2街区が本格的に着工しました。昨年秋から温泉試掘が始まっていましたが、タワーマンション✕2が建設される地区とホテルが建設される地区、都市公園が建設される地区の全地区で工事が始まりました。

北6東3再開発街区 2022.4上旬

北6東2街区では再開発により敷地面積約1.0hの大街区に次のような建物や施設が整備されます。

タワーマンション(東棟)地上30階建て 高さ約99m
タワーマンション(西棟)地上30階建て 高さ約99m
グランベルホテル 地上26階建て 高さ約99m
都市公園

札幌市が公開している再開発資料にホテルやタワーマンションの外観パースが小さく掲載されていましたが、現地の工事囲いに外観パースと内観パースが大きく掲示されていました。

この北6東2街区のすぐ隣の北6東3街区では「時計台記念病院」、「北光記念病院」を統合集約する(仮称)カレス医療センター札幌病院を建設が決まっています。

初期構想では地上14階建て延床面積約10万㎡という札幌医科大学附属病院に匹敵する巨大な施設でしたが、より具体化した計画段階では地上10階建て延床面積約5万㎡で報道発表されていました。

現地に掲示された建築計画のお知らせによると、

敷地の地名・番地札幌市東区北6条東3丁目1-1、-2、-3、-7、-8、-9、-10
建築物の名称(仮称)カレス医療センター札幌病院建設工事
用途病院、診療所、飲食店、日用品の販売を主たる目的とする店舗、自動車車庫
住戸数
棟数1棟
階数地上8階、地下1階
構造S造、一部RC造
敷地面積11,972.00㎡
延べ面積50,768.91㎡
建築面積8,650.05㎡
建築物の高さ40.75m
軒の高さ39.45m
着工予定時期2022年06月15日

という内容になっており、約5万㎡という延床面積に変更はありませんが、初期構想では別棟として計画していた地上5階建てのオフィス棟は病棟と一体化され、基壇部に飲食店(レストラン)と物販店舗(ドラッグストア)、約20のクリニックが入る医療モール+病棟の構成に変更されたものと思われます。

一見すると病院には見えないような面白い施設が誕生しそうです。

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