北4東6周辺地区再開発6

第1期工事はすべての工区で工事が完了しました。

新しく新設された道路は移転した苗穂駅北口を結ぶ苗穂駅連絡通となり、全線開通すると苗穂駅北側地区との往来が大きく改善されます。
商業施設サッポロファクトリーとも接続する空中歩廊がタワーマンション内を通り中央体育館に接続されています。

移設新築された中央体育館の横では、北ガスによるガスコージェネレーション施設があり、地域へ電力・温水・冷水・融雪温水を提供しています。
サッポロファクトリーから続く空中歩廊はここまで伸びています。

第2期工事は既存解体が完了し、建物の建設工事が始まっています。第2工区には高齢者向け高層マンション、立体駐車場などが建設されます。

大通東1再開発

場所

中央区大通東1丁目

規模

地上26階 地下2階 – 約123m 96,000㎡ (有力案)
地上31階 地下2階 – 約143m 112,000㎡

状況

計画中

出典

大通東1に再開発ビル 約10万m²、総事業費500億円超
https://e-kensin.net/news/107742.html

札幌市議会会議録検索システム
http://sapporo.gijiroku.com/voices/index.asp

考察

高さ100mを超えかつ容積が10万㎡を超える場合は環境アセスメントの対象となるため、123m案に落ち着くと思われます。令和元年に開催された第一部決算特別委員会の議事録によると、採算面から事業化は遅れているが、平成30年3月にまとめた街区全体での再開発を目指す考え方に変わりはない。という答弁があるので事業化が白紙になったわけではないようです。

北4西3、北5西1に200m級の大型ビルの建設が計画されている中、新型コロナ感染症による在宅勤務の長期化で床が売れるかどうかが気になるところですが、竣工予定が2029年度ということで影響はあまりないのかもしれません。

予想CG

予想イメージ