あいの里教育大周辺

あいの里は札幌市の最北端に造成されたニュータウンで緑豊かな住宅地が広がっています。

札沼線は北海道医療大学~新十津川間が廃止されましたが、札幌~北海道医療大学間は電化されるまでになりました。
複線区間はこのあいの里教育大駅までとなります。

あいの里教育大駅の駅前広場です。
あいの里教育大駅の乗客数は約7,600人/日で苫小牧駅(苫小牧市)や江別駅(江別市)より少し多い程度です。

あいの里教育大駅前には商業施設が集積しています。
かつて歩行者天国の一部がドーム型のアーケードになっていましたが、いつの間にか撤去されていました。

歩行者天国沿いには大小6つの商業施設や飲食店が集積しています。

環状2号線(外環状)計画として整備が始まった札幌北広島環状線沿いの一角には中高層マンションが集積した地区があります。
札幌北広島環状線は全線開通すると札幌市・江別市・北広島市を半円状で結ぶ広域環状線となります。

あいの里では歩行者を優先した曲線道路が多く存在しています。

いくつかの主要道路には歩道のさらに外側に歩行者・自転車専用道も整備されています。
あいの里地区の歩行者・自転車専用道は総延長約9.8kmにぼ及びます。

駅名の由来である北海道教育大学の正門です。
約26.7万㎡の広大な敷地に付属学校を含めて11施設があります。

北海道教育大学とあいの里教育大駅前を結ぶあいの里学園通は2車線の道路に見えますが道路幅員が40mもあります。

あいの里学園通は約14mの車道と約13mの歩道が両側に整備されています。
停止線の位置が一般的なな交差点よりかなり手前にあるので車の運転には注意が必要です。

学園都市線の南側にもニュータウン南あいの里が造成され、平成24年にあいの里教育委大駅に南口駅舎が整備されました。
南口が整備されるまでは自由通路を渡り北口を利用する必要がありました。

自由通路により人や自転車は北口、南口にアクセスできますが、
自動車で北口と南口を行き来するには東回りコースで約3.5km、西回りコースで約3.8kmも迂回する必要があります。

あいの里教育委大駅と拓北駅の間には遮断機もない人道専用の興産社踏切があります。
この踏切を廃止してアンダーパスを整備することが決定しており、南あいの里方面へアクセス改善が期待されます。

あいの里地区にはあいの里公園駅もあります。
この駅はかつて約350m西にあった釜谷臼駅を移転してあいの里公園駅として新築開業しました。

以前は読売新聞の印刷工場でしたが、現在はRoyce’ Confectの菓子製造工場に変わっています。
ここからほど近い当別町太美にロイズコンフェクトと当別町が請願したロイズタウン駅が2022年に開業する予定です。

苗穂駅移転周辺再開発14

A街区のタワーマンション建設現場では仮囲いが撤去され1階商業施設の外観が姿を現しました。
A街区・B街区の名称が「苗穂ヒラクス」に決定しました。

B街区の1階~3階では商業・医療施設の工事が進んでいます。
A街区には3店舗、B街区では4店舗が入居するようです。

北3東11周辺地区再開発事業によりC街区を取り囲む道路が新設されました。

苗穂駅北側では苗穂駅連絡通が拡幅工事が進み、急カーブ部分も曲線半径R=100と緩やかに改修されました。
今後は左車線側にも歩道が整備されます。

現在の苗穂駅連絡通は東8丁目アンダーパス側道に接続されていますが、
道路幅員を25mから約30mに拡幅して側道にも歩道を新設する工事が行われます。

ホクレンホームセンター跡地では、苗穂駅連絡通の延伸工事が進められています。
この区間の延伸により苗穂駅連絡通の終点はサッポロファクトリー北3条館のある北3条通と東5丁目通の丁字路となります。