円山公園駅周辺

円山地区は昭和の面影が現在でも色濃く残っている閑静な地域です。
近年は道路の拡幅や老朽建物の取り壊しにより徐々に高層マンションが増えてきています。

北1条通りは北海道神宮への表参道とも呼ばれており、この巨大な鳥居がとても目立ちます。
すぐ横には超高層マンションが建設中です。

この先の山を登ると動物園、野球場、陸上競技場、大倉山ジャンプ場へと続きます。

この道路は大通公園から東西方向にまっすぐに延びる道路でここで行き止まりとなります。
東西線が開通する昭和48年までは、ここが市電円山線の終点となっていました。

円山公園の隣には札幌市長公館があります。
近くにはアメリカ領事館があり大勢の警官が警戒にあたっています。

北海道の総鎮守である北海道神宮前から大鳥居方向を見た様子です。
この周辺は○条○丁目という住所ではなく、高級住宅街といわれる宮ケ丘、宮の森という住所になります。

円山では住宅街に忽然とこのような料理屋が出現します。
特にうなぎ屋、寿し屋、そば屋が多く、有名人もよく訪れているそうです。

琴似街道の仲通に面する旧円山の繁華街の商店街です。
本通である琴似街道沿線は、ほとんどがマンションや中高層のビルに変わってしまいました。

円山住民の台所、まるやまいちばです。
当時は近代的な市場として注目を浴びたようです。

この仲通の商店街は裏参道から表参道まで約500m続いています。
昭和初期までこの周辺に私鉄「札幌郊外電気軌道」の駅があったことを知る人は地域住民でもあまりいません。

南郷7丁目駅周辺

南郷7丁目駅から10分程歩くと、長い歴史を持つ本郷通り商店街があります。

東西線は厚別と都心を結ぶ大動脈である南郷通りの下を走っています。

少し歩くと、アサヒビール工場とアサヒビール園があります。
昭和47年頃まではビール工場の裏に旧千歳線の月寒(つきさっぷ)駅がありました。

駅の周辺は中低層の店舗付き住宅が中心となっています。
現在は南郷7町目駅の近くですが、この辺りは旧千歳線の月寒駅とJR白石駅の中間です。

駅から10分ぐらい歩くと昭和25年に北海道で初めて計画的に造られた商店街があります。
現在は歩道が拡幅され車道が一方通行化されています。

沿道はマンションが激増していますが、ほとんどのマンション1階部分は店舗になっているので暖かい感じがします。

路上駐車が多いのが残念ですが、他の区からやってきて買物を楽しむ人も多いそうです。

名物のベビーカステラです。老舗店舗のたたずまいがベビーカステラの美味しさを更にひき立てています。
この商店街には店先で対面販売をする店舗多いのが特徴です。

テーブルゲームがずらりと並ぶ、昔ながらの現役「ゲームセンター」です。

商店街の一角にはこの本郷通り商店街造成の功労者である長浜万蔵の胸像が建っています。